◎鍾乳洞・清流・キャンプ場が揃う里山の複合施設!群馬県「小平の里」完全ガイド

「小平の里(おだいらのさと)」は、群馬県みどり市大間々町小平甲445にある複合観光・自然体験施設です。「自然と人とのふれあいの里」をテーマに、鍾乳洞・親水公園・キャンプ場を中心に、里山の豊かな自然の中で憩いや体験を楽しめます。
東京から約100km圏内とアクセスしやすく、日帰りでも宿泊でも楽しめる充実の内容から家族連れに人気のスポットです。

1874年(明治7年)に発見されながら一度は埋没してしまった「幻の鍾乳洞」を再発掘した鍾乳洞エリア、夏に子どもたちで賑わう親水公園エリア、本格的なキャンプが楽しめるキャンプ場エリアと性格の異なる3つのエリアが揃っているのが最大の魅力でしょう。
この記事では、小平の里の基本情報からアクセス・駐車場の詳細、見どころ、歴史まで、これから訪れる方が知っておきたい情報をまとめてご紹介します。

📍基本情報

  • 所在地:〒376-0111 群馬県みどり市大間々町小平甲445
  • 電話:管理事務所0277-73-2006(キャンプ場は別番号0277-72-2148)
  • 面積:約7.72ha
  • 開園:1993年(平成5年)に複合施設として総合オープン(鍾乳洞は1988年に一般公開)
  • 管理:小平の里施設管理委員会(指定管理者)
  • ペット:全施設入場不可
  • 小平鍾乳洞はみどり市の天然記念物に指定されています

営業時間・定休日(目安)

  • 鍾乳洞・親水公園エリアなど:4〜9月は9:00〜17:00、10〜3月は9:00〜16:00
  • 遊湯館:4〜9月は10:00〜20:00、10〜3月は10:00〜19:00
  • 定休日:鍾乳洞・親水公園は12〜3月の火曜日(祝日の場合は翌日)、4〜11月はほぼ無休。遊湯館は4〜11月第4火曜日、12〜3月は毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
  • 年末年始(12月28日〜1月4日頃)は休業(遊湯館は12/31・1/1のみ営業)
  • 施設ごとに営業時間・定休日が異なるため、最新情報は公式サイトで確認しましょう

🚗アクセス・駐車場

  • 車:北関東自動車道「太田薮塚IC」から約25分(約17km)。「桐生IC」からも約22kmでアクセス可能です
  • 電車:わたらせ渓谷鐵道「大間々駅」からタクシーで約10〜11分、または市の予約制乗合バス「電話でバス」(要事前予約)で約20分
  • 東京方面からは東武・JR利用で約1時間50分程度が目安です

◎公共交通機関はタクシーや予約制バスが中心で本数が限られるため、車での訪問が便利です。わたらせ渓谷鐵道沿線の観光地や桐生・大間々エリアとあわせて周遊するなら、北関東自動車道の各インターチェンジや桐生駅周辺で借りられる楽天トラベル(レンタカー)を利用すると効率よく巡れます。

駐車場の詳細

  • 駐車場は無料で、エリアごとに分散して設けられています。鍾乳洞公園エリアには乗用車47台・観光バス4台分の駐車場が整備されています
  • 親水公園エリアは鍾乳洞公園から県道334号(小平塩原線)沿いに約300m北へ離れた場所に位置しており、それぞれ別の駐車場を利用する形になります
  • キャンプ場エリアにも専用の駐車スペースがあり、合計するとエリア全体で数十台〜200台程度を収容できます
  • エリア間がやや離れているため、施設によっては無料の周遊バス(グリーンスローモビリティ)が運行されることもあります。訪れる際は目的のエリアに近い駐車場を確認しておくとスムーズです
  • 県道沿いには「鍾乳洞公園無料大駐車場」の案内看板が設置されており、初めて訪れる場合でも迷わずアクセスできます

🏞️小平の里の見どころ

💎小平鍾乳洞

  • 全長93mの観光洞で、洞内の気温は年間を通じて約13〜15℃と一定。夏は涼しく冬は暖かい、まさに天然のエアコンのような空間です
  • 1874年(明治7年)の石灰岩採掘中に発見されましたが、その後入口が埋もれて「幻の鍾乳洞」となっていました。1984年(昭和59年)、古老の言い伝えや古文書をもとに再発掘・調査が行われ、1988年に一般公開されました
  • 石筍など学術的に貴重な二次生成物が見られ、電灯も整備されているため気軽に鍾乳洞探検を楽しめます
  • 入洞料は湿性植物園との共通券で、大人400円・小人(小中学生)150円が目安です(2025年4月に料金改定があり、こども料金は据え置きのまま大人料金が見直されました)。団体割引・障害者割引もあります
  • 足元が滑りやすい場所もあるため、歩きやすい靴での見学がおすすめです

🌿小平湿性植物園

  • 鍾乳洞の出口から続くエリアで、山野草が四季折々に咲き誇ります
  • 特に冬のロウバイ(約400本)は見応えがあり、春はミズバショウ、夏はサルスベリ、秋は紅葉と、一年を通じて花や緑を楽しめます
  • 珍しい群馬県固有の花「カッコソウ」が見られることもあり、4月末〜5月頃には遠方からのバスツアーが訪れるほどの人気です

💦親水公園エリア

  • 清流・小平川の浅くゆるやかな流れで水遊びが楽しめ、特に夏はファミリーで大賑わいになります
  • 広々とした芝生広場には、すべり台や複合遊具、ロープのジャングルジムなどが設置されており、小さな子どもも安心して遊べます
  • 入園は無料で、事前予約制のマスのつかみ取り体験も人気のアクティビティです

⚙️野口水車保存館

  • 1910年(明治43年)、旧大間々町の材木商・野口商店によって築造された屋内型水車を保存・稼働展示しています
  • 水輪の直径は5.64mと、国内の屋内型水車としては最大級の規模を誇ります。精米・製粉・撚糸の動力として地元産業を支えてきましたが、電気の普及により1957年(昭和32年)に稼働を休止しました
  • 1990年(平成2年)に野口家から町へ寄贈され、地元のからくり職人・刈部文作氏が約2年かけて復元。1992年4月に現在地へ移設され、同年7月から一般公開されています
  • 現在もこの水車を使って精米・製粉が行われており、そこで作られた精白米やそば粉・うどん粉は小平の里の食事処「狸穴亭」で実際に提供されています
  • 屋内見学は個人で大人100円・小中学生50円(団体20名以上は大人80円・小中学生30円)が目安です

⛺キャンプ場エリア

  • 大小のバンガローやコテージ、貸テント、バーベキューハウスなどがそろい、本格的なキャンプからデイキャンプまで幅広く対応しています
  • 中央の屋外ステージではコンサートなどのイベントが行われることもあります
  • 入場料は大人(宿泊)250円・(日帰り)150円ほどが目安で、バンガローの利用料は別途必要です。予約はキャンプ場管理事務所(0277-72-2148)へ

♨️遊湯館

  • 薪で沸かした檜(ひのき)風呂が自慢の日帰り入浴施設です。湧き水と地元の薪を使う「燃し火風呂」は湯冷めしにくいと評判で、地元の方にも長く愛されています
  • 入浴料は大人(中学生以上)350円・こども250円ほどが目安です(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方とその介助者1名は5割引)
  • 利用時間は3時間以内が基本で、延長する場合は1時間ごとに大人150円・子ども100円の追加料金がかかります
  • 薪割り体験もできるため、キャンプ場の利用時はもちろん、親水公園で遊んだ後の疲れを癒すのにもおすすめです

🍜食事処・体験プログラム

  • 食事処「狸穴亭」では、野口水車で挽いた粉を使った手打ちうどん・そばや定食が味わえます。夏季限定の冷やしたぬきうどん、冬季限定の煮込みうどんなど季節メニューも人気です
  • 「ふれあいの館」では地元の農産物直売や物産販売が行われています
  • 陶芸工房では、うどん・そば打ち体験やマスのつかみ取り体験など、多彩な体験プログラムが用意されています(要予約のものあり)

💡訪問アドバイス

  • 夏のおすすめ:親水公園での水遊びと、鍾乳洞のひんやりとした涼しさが夏場の二大魅力です。着替えを持参すると安心です
  • 冬のおすすめ:湿性植物園のロウバイが見頃を迎え、鍾乳洞は暖かく過ごしやすい季節です
  • 一日中楽しめる:エリアごとに異なる魅力があるため、日帰りでも一日たっぷり過ごせます。宿泊を兼ねてキャンプ場に泊まるプランもおすすめです
  • 料金の確認:料金は施設ごとに異なり、2025年4月には一部利用料金の改定もありました。最新の料金は公式サイトや現地で確認しましょう
  • 歩きやすい服装:自然体験を重視した施設のため、歩きやすい靴や、水遊びをする場合は着替えを準備しておくと快適です

小平の里【まとめ】

小平の里は幻の鍾乳洞として発見された神秘的な洞窟と清流での水遊び、本格キャンプまで一箇所で楽しめる里山ならではの複合施設です。

歴史ある野口水車の稼働展示や薪で沸かす遊湯館のひのき風呂など地域の文化と自然が調和した体験ができるのも魅力でしょう。わたらせ渓谷鐵道沿線の観光地とあわせて訪れれば群馬県みどり市の自然と歴史をより深く味わえます。

最新の営業時間や料金、体験プログラムの予約状況は、公式サイト「小平の里」で確認してから訪れることをおすすめします。