◎童話の世界に迷い込んだような飯能の森の公園——トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園


埼玉県飯能市にあるトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園は、フィンランドの童話作家トーベ・ヤンソン(ムーミンシリーズの作者)の世界観をイメージした、約7.6haの自然豊かな公園です。
1997年(平成9年)の開園以来、世代を超えて多くの人に愛されてきました。

この公園が生まれたのは、飯能市とトーベ・ヤンソン本人の手紙のやり取りがきっかけでした。
ムーミンシリーズの世界観——「子どもも、大人も、生き物も、草花も、それぞれがお互いを受け入れ自由に時間を過ごす」——がそのまま公園のコンセプトになっています。
きのこ型の建物、尖った青い屋根の小屋、水浴び小屋を思わせる建物が起伏のある里山の地形に溶け込むように点在しており、角を曲がるたびに「あ、こんなところに」という発見がある空間です。

一般的なブランコや滑り台といった遊具はありません。自然そのものが遊び場で、子どもたちが自由に遊びを創造することを大切にした公園です。入場も駐車場も無料で、飯能の里山の空気を思いきり味わえます。

🌿 基本情報(2026年現在)

  • 正式名称:トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園
  • 所在地:〒357-0046 埼玉県飯能市大字阿須893-1
  • 電話:042-972-7711(FAX:042-972-7220)
  • 面積:7.6ha
  • 開園時間:
    • 平日:9:00〜17:00
    • 土・日・祝日:9:00〜20:30
  • 休園日:
    • 繁忙期(4〜5月・9月中旬〜12月・3月下旬):月曜日(祝日の場合は翌日)
    • 閑散期(6〜9月上旬・1〜3月中旬):月・火・水曜日(祝日の場合は振替あり)
    • 年末年始:12月28日〜1月4日
    • ※時期によって休園日が変わるため、公式サイトのカレンダーで事前確認を
  • 入園料:無料
  • 駐車場:無料(隣接する飯能市民体育館・野球場・ホッケー場と共用)。大型車用スペースは7台(要確認)。県道を挟んだ阿須運動公園駐車場も利用可
  • 【重要】ライトアップは2026年3月29日をもって休止(再開未定):公式FAQに「ライトアップは2026年3月をもって休止しています。再開は未定です」と明記されている。夜間訪問を目的にする場合は必ず事前に公式サイトで最新情報を確認を
  • 公式X:@Akebono_Hanno

🚃 アクセス

  • 電車(西武池袋線):西武池袋線「元加治駅」から徒歩約20分(途中に坂道あり)。池袋駅から急行で約50分
  • 電車(飯能駅・東飯能駅から):飯能駅・東飯能駅から公園まで約4km。タクシーで約10分程度
  • 車(圏央道):「狭山日高IC」から約9分(最短ルート)。「入間IC」から約20分。「青梅IC」から約20分
  • 車(関越道):「川越IC」から約50分
  • 駐車場:無料。体育館等との共用のため、イベント開催日は混雑することがある

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🏡 主な施設・見どころ

🍄 きのこの家(MUSHROOM)

  • 公園の人気ナンバーワンのシンボル施設。外観が大きなきのこの形をしており、内部に入って螺旋状に登ることができる不思議な構造。上部から園内を見渡す眺めも楽しみのひとつ
  • 童話から飛び出してきたようなデザインは、初めて見た人が思わず立ち止まってしまう存在感がある

🔵 青いとがった小屋

  • 青く塗られた三角形の尖った屋根が印象的な小屋。秋の紅葉(特にメタセコイアの赤や橙)と青い建物のコントラストが特に美しく、秋の風景写真の定番スポットになっている
  • 公園のSNS(@Akebono_Hanno)でも紅葉シーズンに積極的に発信される人気の建物

🏠 水浴び小屋・灯台・ムーミン屋敷を思わせる建物群

  • ムーミン谷の風景を思わせる小屋や塔が、起伏のある地形に点在している。道を歩くと次々と建物に出会い、まるで物語の中を歩いているような感覚が生まれる
  • どの建物も周囲の自然と調和するよう設計されており、派手さよりも「そこにあることの自然さ」が心地よい

📚 森の家(資料・図書スペース)

  • トーベ・ヤンソンに関する資料や絵本が置かれた室内スペース。雨の日や少し疲れたときに立ち寄れる、落ち着いた雰囲気の場所

🎭 子ども劇場

  • 親子で休憩したりイベントを楽しんだりできる屋内スペース。木育ワークショップや音楽会などのイベント会場としても使用される

☕ Cafe PUISTO(カフェ ブイスト)

  • 「PUISTO」はフィンランド語で「公園」の意味。北欧風の雰囲気のカフェで、軽食・ドリンクを楽しみながら森の空気の中でひと息つける
  • 散策後の休憩に立ち寄る来園者が多く、特に秋の紅葉シーズンは人気

🌿 自然の散策路・小川・池

  • 起伏のある里山の地形を活かした散策路が公園全体に広がっている。小川・谷・池を巡りながら、木漏れ日や風を感じる散策は大人にとっての癒しの時間
  • 一般的なブランコや滑り台といった遊具は設置されていない。子どもたちが自由に遊びを創造することを大切にしているのがこの公園の哲学。自然そのものが最大の遊び場
  • なお、ボールや自転車など遊具の持ち込みは、起伏のある地形が危険なため禁止されている

📅 季節の楽しみ方

🌸 春(3月〜5月)

  • 新緑が芽吹く春は、里山の緑と建物の色のコントラストが清々しい。GW期間は来園者が増えるため、平日の早い時間帯がゆっくり楽しめる
  • 木育ワークショップや季節のイベントが春から多く開催される。公式X(@Akebono_Hanno)で最新情報をチェックしよう
  • 3月下旬〜4月は繁忙期のため、休園日が月曜日のみに(通常閑散期は月・火・水が休み)

☀️ 夏(6月〜8月)

  • 木陰が多く、夏でも比較的涼しい里山の空気が心地よい。小川の近くを散策するだけでもリフレッシュできる
  • 6〜9月上旬は閑散期のため、月・火・水が休園日になる。週後半の木〜日曜日が来園のチャンス

🍂 秋(9月〜12月)

  • メタセコイアをはじめとする木々の紅葉が公園全体を赤・橙・黄に染める秋は、年間を通じて最も人気の高いシーズン。青い建物との色のコントラストが特に美しい
  • ツアー客が来るほど人気の秋の紅葉は、11月中旬〜12月上旬がピーク。公式X(@Akebono_Hanno)で日々の色づき状況が発信される
  • 9月中旬〜12月は繁忙期のため休園日は月曜のみ。土日は混雑するため平日来園がおすすめ

❄️ 冬(1月〜3月)

  • 葉の落ちた木々の隙間から見える建物と冬の空の取り合わせは、また別の趣がある。来園者が少なく、公園の静けさを楽しめる穴場のシーズン
  • 1〜3月中旬は閑散期で月・火・水が休園。週後半に来園しよう
  • 年末年始(12/28〜1/4)は閉園

🍃 四季の風景まとめ

  • 春:芽吹いた緑の中に個性的な建物がたたずむ姿は、ムーミン谷の春そのもの。新緑の清々しさと童話的な建物が重なる、写真撮影の絶好シーズン。
  • 夏:深い緑のトンネルのような散策路が夏の日差しを遮り、小川のせせらぎが涼しさを運んでくれる。都市部の喧騒を忘れて、ただ森の中にいるだけで心が落ち着く。
  • 秋:メタセコイアの紅葉が公園全体を燃え上がらせる秋は、この公園が最も輝く季節。青い建物と橙の紅葉の取り合わせは、現実感を忘れさせるほど美しい。
  • 冬:葉が落ちて「骨格」が見えてくる冬の公園は、建物の形がより際立ち、建築そのものを楽しめる季節。人も少なく、トーベ・ヤンソンの世界観にじっくり浸れる。

💡 訪問のポイント

  • ライトアップは2026年3月29日をもって休止中(再開未定):公式FAQおよび公園サイトに「2026年3月29日をもってライトアップを休止。再開は未定」と明記されている。夜間の幻想的な景色を目当てに来園する場合は、必ず最新情報を公式サイトで確認しよう。
  • 休園日が季節によって大きく変わる:繁忙期(4〜5月・9月中旬〜12月・3月下旬)は月曜のみ休園だが、閑散期(6〜9月上旬・1〜3月中旬)は月・火・水の3日間が休園になる。訪問前に必ず公式サイトのカレンダーで確認すること。
  • 遊具の持ち込みは禁止:ボール・自転車・スケートボードなど遊具の持ち込みは、起伏の多い地形で危険なため禁止されている。また、公園内には市販の遊具(ブランコ・滑り台)は設置されていない。自然そのものが遊び場という設計思想の公園。
  • 歩きやすい靴が必須:起伏のある地形で、自然の道が多い。ヒールや革靴での来園は難しい。ベビーカーや車椅子は一部エリアで制限がある。
  • 業務目的の撮影は事前許可が必要:個人の写真・動画撮影は問題ないが、業務としての撮影(商業目的・メディア掲載など)は事前に飯能市への申請が必要。
  • ムーミンバレーパーク(メッツァ)との組み合わせが人気:ムーミンの世界を本格的に体験できる「ムーミンバレーパーク(メッツァ・飯能市)」と合わせた飯能1日ムーミン観光コースが人気。車で約20分程度の距離にある。

トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園【まとめ】

トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園は、フィンランドの作家との手紙から生まれた唯一無二の空間が楽しめる、飯能を代表する癒しスポット(入場も駐車場も無料)です。
ブランコや滑り台はありませんが、起伏のある里山と童話的な建物が生み出す「自然が遊び場」という体験は、ここにしかありません。
秋の紅葉シーズンは特に美しく、メタセコイアが公園全体をオレンジ・赤に染める様子は一度見ると忘れられません。ただし、ライトアップは2026年3月をもって休止中のため(再開未定)、夜間訪問を計画している方は公式サイトで最新情報を必ずご確認ください。

最新のお知らせは飯能市公式(あけぼの子どもの森公園)公式X(@Akebono_Hanno)でご確認ください。