◎ 東京ドーム約39個分の自然をまるごと楽しむ——国営昭和記念公園で花・芝生・イベントを一日満喫する
国営昭和記念公園(こくえいしょうわきねんこうえん)は、東京都立川市と昭島市にまたがる総面積約180haの広大な国営公園です。「緑の回復と人間性の向上」をテーマに旧米軍立川飛行場の跡地を活用して整備されました。
1983年(昭和58年)10月26日に第一期(約70ha)が開園して以来、施設を拡充し続け、現在は東京ドーム約39個分という圧倒的なスケールで四季の花・芝生・日本庭園・スポーツ施設・体験プログラムを提供しています。また、2026年は昭和改元から100周年にあたる記念の年です。
春のチューリップ・ネモフィラ・シャーレーポピー、夏のヒマワリと花火大会、秋のコスモス・ダリア・イチョウ並木の黄葉、冬の静かな日本庭園——季節ごとに主役が入れ替わり、年間を通して何度訪れても新鮮な発見があります。
約11haの「みんなの原っぱ」でのピクニック、サイクリング、バーベキュー、パークトレイン、ガイドボランティアによる自然観察と、ファミリーからカップル、シニアまで楽しみ方のバリエーションが豊富なのも魅力です。
基本情報
- 正式名称:国営昭和記念公園
- 所在地:東京都立川市緑町3173ほか(立川市・昭島市にまたがる)
- 電話:042-528-1751(管理センター)
- 面積:約180ha(管理面積約169ha、東京ドーム約39個分相当)
- 管理:国土交通省 関東地方整備局 国営昭和記念公園事務所
- 開園:1983年(昭和58年)10月26日(第一期)
- 2026年のトピック:昭和改元100周年の記念の年。また、昭和天皇記念館は大規模リニューアル工事のため2026年6月1日〜11月27日休館となります。ご注意ください
- 特徴:みどりの文化ゾーン(無料)・展示施設ゾーン・水のゾーン・広場ゾーン・森のゾーンの5ゾーン構成。花畑・日本庭園・広大な芝生・サイクリングコースなど多彩な施設が充実
⏰ 開園時間
- 有料エリア(通常):9:30〜17:00
- 春〜夏の土日祝(フラワーフェスティバル期間の4〜5月など):9:30〜18:00(土日祝のみ延長)
- GW特別開園(5/3〜6):9:00〜(早開園)
- みどりの文化ゾーン(無料エリア):8:30〜18:00(標準・時期により変動)
- ※夜間イベント(花火大会・ほしぞら散歩など)開催時は特別開園あり
- ※季節・曜日・イベントにより変動するため、来園前に公式サイトの「開園日カレンダー」を必ず確認してください
📅 休園日
- 年末年始(12月31日・1月1日)
- 1月の第3月曜日から金曜日(7日間)
- その他、悪天候等による臨時休園の場合は公式サイトでお知らせ
💴 入園料(有料エリア)
- 大人(高校生以上):450円/2日通し券500円
- シルバー(65歳以上):210円
- 中学生以下:無料
- 年間パスポート:大人4,500円(全国の国営公園共通、駐車料金割引あり)
- お得なセット券:昭和天皇記念館セット券、多摩モノレールセット券あり
- 団体割引:20名以上で適用あり
- 障害者免除:身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳提示で本人と付添者1名の入園料・駐車料が無料(ミライロID対応)
- 再入園:当日に限り可。退園の際にゲートスタッフへ申告し再入園券を受け取ること
- みどりの文化ゾーン(無料エリア):あけぼの口・天皇記念館口・高松口から入園、入園料不要
- 入園料・駐車料金は一部キャッシュレス決済対応。パークトレイン・ボート・レンタサイクルなどは現金のみ
🎟️ 2026年度の無料入園日
- 5月9日(土)・10日(日) 春の都市緑化推進運動
- 9月21日(月・祝) 敬老の日(65歳以上の方限定)
- 10月24日(土)・25日(日) 秋の都市緑化月間
アクセス
- JR青梅線「西立川」駅(西立川口):徒歩約2分(最寄りで最もアクセスしやすい)
- JR中央線・青梅線「立川」駅(立川口・あけぼの口):立川口まで徒歩約15分、またはバス。多摩モノレール「立川北」駅からも徒歩圏内
- 西武拝島線「武蔵砂川」駅(砂川口):徒歩約10分(花の丘・こもれびの里方面に便利)
- 有料入園口(全5か所):立川口・西立川口・砂川口・昭島口・玉川上水口
- 無料エリア入園口(全3か所):あけぼの口・天皇記念館口・高松口
🅿 駐車場
- 立川口・西立川口・砂川口の3か所に駐車場あり(有料、1日840円。年間パスポート提示で730円)
- 原付・自動二輪:260円(年間パスポート提示で210円)、大型車:1,780円
- 立川口:普通車1,755台・原付18台・大型車83台
- 西立川口:普通車345台・原付40台(大型車スペースなし)
- 砂川口:普通車431台・原付18台・大型車10台
- ⚠️ 春・秋の行楽シーズンやイベント時は満車になりやすい。当日の空き状況は公式サイトトップで確認可能。来園は公共交通機関(特に西立川駅)が便利で渋滞リスクなし
- 無料入園日でも駐車料金は別途必要
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歴史
国営昭和記念公園の敷地は、かつて米軍が接収していた旧立川飛行場跡地です。昭和天皇御在位50年記念事業の一環として、「緑の回復と人間性の向上」をテーマに整備が開始され、1978年(昭和53年)度より国土交通省(当時・建設省)が施設整備を進めました。1983年(昭和58年)に昭和天皇陛下御臨席のもと約70haで開園。その後、日本庭園(1989年)・こどもの森・盆栽苑・砂川口エリアが順次整備されました。2005年(平成17年)にはみどりの文化ゾーンが供用開始され、同時に昭和天皇記念館が開館。現在も昭島口周辺エリアの再整備が進んでいます。
なお、長年にわたり親しまれてきたレインボープールと水あそび広場は、施設の老朽化により2019年の営業を最後に終了・解体されました。今後は官民連携による再整備で「親水空間」として生まれ変わる予定です(詳細は公式サイト参照)。
見どころ・施設
🌿 みんなの原っぱ
- 約11haという広大な芝生広場。どこまでも広がる青い空と緑の芝が「都心で一番広い空が見える公園」の象徴
- ピクニック・凧揚げ・ボール遊び・フリスビーなど自由に使える開放的なエリア。花火大会時には寝転がって上空の花火を見上げる特等席にもなる
- 原っぱの周囲に菜の花畑・桜の園があり、春は「原っぱ桜」と「菜の花黄色」の組み合わせが楽しめる
🌸 花畑・花のゾーン(日本有数の規模)
- 桜の園:約1,500本以上の桜(ソメイヨシノ他)。3月下旬〜4月上旬が見頃。夜桜ライトアップも実施(詳細はイベントカレンダー参照)
- チューリップガーデン:渓流沿いに広がり、オランダ・キューケンホフ公園元園長コスター氏の監修デザインで有名。4月上旬〜中旬が見頃
- ネモフィラ(原っぱ西花畑):約20万本の青いネモフィラが一面を染める。4月中旬〜5月中旬が見頃
- ブーケガーデン:約20品種・10万本。4月中旬〜5月下旬
- シャーレーポピー・カスミソウ(花の丘):180万本が波のように揺れる。5月上旬〜下旬が見頃。砂川口が最寄り
- コスモス(花の丘・みんなの原っぱ西花畑):総面積20,000㎡以上・総本数550万本という日本有数の規模。9月中旬〜10月下旬が見頃
- ヒマワリ(原っぱ西花畑):約40万本。7月下旬〜8月上旬が見頃
- ダリア(ダリアの庭・原っぱ南花畑周辺):夏から秋まで開花期間が長い。コウテイ(皇帝)ダリアは11月に見頃
- カナール・かたらいのイチョウ並木:カナールは200m、かたらいのは300mにわたる黄金のトンネル。10月下旬〜11月下旬が見頃
- 藤棚・ツツジ:カナール・日本庭園の藤(4月中旬〜5月上旬)、カナール大噴水周辺のツツジ(4月中旬〜5月中旬)
🏯 日本庭園(約6ha・首都圏戦後最大級)
- 約6haの池泉回遊式庭園。首都圏の戦後に造られた日本庭園としては最大級の規模
- 秋の紅葉・黄葉が池に映える景色が特に美しく、毎年「黄葉紅葉まつり」のライトアップが行われる
- 茶室では季節に応じた呈茶(有料)を楽しめる
🌿 こどもの森
- 大型遊具「雲の海(ふわふわドーム)」が人気のファミリーエリア。どんぐり山・わんぱくゆうぐ・ぽかぽかひろばなど子ども向け施設が充実
- 赤ちゃん休憩室(授乳・おむつ替え)も完備
🏡 こもれびの里
- 昭和30〜40年代の農村風景を再現したエリア。古民家・水車・農作業体験など、都市では貴重な里山文化の体験ができる
🌿 水鳥の池・バードサンクチュアリ
- カモやカイツブリなどの水鳥が飛来し、野鳥観察の拠点になっている。バードサンクチュアリでは野鳥が好む植物を集め、自然な生態系が維持されている
🪴 盆栽苑・カナール
- 盆栽苑:黒松・五葉松など、丹念に仕立てられた盆栽作品を観賞できる施設
- カナール:フランス式整形庭園をモチーフにした直線水路。大噴水と両側のイチョウ並木が秋に黄金色に染まる景観は圧巻
🏛️ 昭和天皇記念館
- 昭和天皇の生涯と御事蹟を紹介する展示施設。みどりの文化ゾーン(無料区)内にあるが、記念館自体への入館は別途有料
- ⚠️ 2026年6月1日(月)〜11月27日(金)は大規模リニューアル工事のため休館。この期間の来園予定の方はご注意ください
移動手段・アクティビティ施設
🚂 パークトレイン
- 汽車型トレインが主要施設に停車しながら園内を周遊(約50〜60分)。有料・乗降は購入した停留所を起点とした一周制(途中下車後の再乗車は別途購入が必要)
- 季節・曜日・イベントにより運行ルートや運行間隔が変わるため、来園前に公式サイトで確認を
🚲 サイクリング
- 立川口・西立川口・砂川口の3か所のサイクリングセンターでレンタサイクルを貸し出し(有料・当日先着順・9:30〜閉園1時間前まで受付)
- 18〜26インチの自転車、2人乗りタンデム車、子供乗せ自転車など約2,000台を用意
- 自転車持込みも可能(各ゲートの自転車専用持込口から入園)。補助輪付き自転車はサイクリングコース走行禁止
- サイクリングコースは歩行者・ペットの立入禁止
🔥 バーベキューガーデン
- 要予約・有料のバーベキューガーデンで手ぶらBBQが楽しめる(食材・機材のレンタルあり)
- 指定エリア以外でのバーベキューは禁止
🐕 ドッグラン・ペット
- ドッグランあり(リードを外して遊べる専用エリア。別途ルールと入場手続きが必要)
- ペット同伴入園は各ゲートで「同伴誓約書」の記入・提出が必要(ペット入園料無料)。ドッグランカード・アプリの事前登録で誓約書が省略可能
🌿 その他スポーツ・体験施設
- フットサルコート(有料・時間予約制)
- スポーツ用具レンタル(スポーツ管理棟)
- ボート(水鳥の池周辺)
- クラフト教室・写真セミナー・ヨガ・自然観察会などの体験イベントも定期開催(有料・要予約のものが多い)
- ガイドボランティアによる無料ガイドヘルプサービスあり
🗓️ イベントカレンダー
🌷 春(3〜5月)フラワーフェスティバル
- フラワーフェスティバル2026:3月20日(金・祝)〜5月24日(日)
- ナノハナ→桜→チューリップ→ネモフィラ→シャーレーポピーと順に見頃が移っていく「花のリレー」が楽しめる
- 4・5月の土日祝は18:00まで延長開園。GW(5/3〜6)は9:00開園
- 期間中にシャボン玉フォトジェニックタイム・みどりのフィールドコンサート・みんなであそぼう!こどもの日(5/5)などが開催
- 無料入園日:5月9日(土)・10日(日)
🌻 夏(7〜8月)花火大会・ほしぞら散歩・ヒマワリ
- 立川まつり 国営昭和記念公園花火大会(7月下旬):多摩エリア最大規模の花火大会。60年以上の歴史を持ち、2025年は約74万5,000人が来場。みんなの原っぱの芝生に寝転んで夜空の花火を見上げるのが定番スタイル。花火大会当日は入園無料(13:30開園)で西立川口からの入場が便利。2026年はメイン観覧エリアが有料化される変更点があるため、公式サイトで最新情報を確認のこと
- 夜間特別開園「ほしぞら散歩」(8月お盆前後):ヒマワリと大ケヤキのライトアップ・手持ち花火・ほしぞら観察会・夜の昆虫探検会などを楽しむ夜間イベント(2025年は8月9〜11日の3日間)。定員制プログラムは公式発表後すぐに埋まるため早めのチェックが必須
- ヒマワリ(原っぱ西花畑):約40万本。7月下旬〜8月上旬が見頃。夜間開園時はライトアップされる
🍂 秋(9〜11月)コスモスまつり・黄葉紅葉まつり
- コスモスまつり(9月中旬〜10月下旬):花の丘・みんなの原っぱ西花畑に総本数550万本のコスモス(日本有数の規模)が咲き乱れる。ピンクのセンセーション・白・キバナコスモスなど多品種
- 黄葉紅葉まつり(10月下旬〜11月下旬):カナール・かたらいのイチョウ並木(合計500m)が黄金に染まり、日本庭園の紅葉とあわせた幻想的なライトアップも実施
- 無料入園日:9月21日(月・祝)65歳以上限定、10月24日(土)・25日(日)
❄️ 冬(12〜2月)静かな散策・日本庭園
- 人が少なく静かな散策が楽しめるシーズン。日本庭園の落ち着いた冬景色や、松の雪吊りなどが見られることも
- 年始は1月2日から開園(12月31日・1月1日は休園。1月の第3月曜〜金曜も休園)
- ※イルミネーションイベントが開催される場合があるため、公式サイトで要確認
四季の楽しみ方まとめ
- 🌷 春:桜→チューリップ→ネモフィラ→シャーレーポピーと花が途切れないフラワーフェスティバルが春全体を彩る。最大のハイシーズン
- 🌻 夏:40万本のヒマワリと、多摩最大規模の花火大会。ほしぞら散歩で夏の夜を満喫
- 🍂 秋:550万本のコスモスとイチョウ並木の黄金トンネル。日本庭園の紅葉ライトアップも幻想的
- ❄️ 冬:混雑なく静かな散策。日本庭園や盆栽苑、こもれびの里でじっくり楽しめる穴場シーズン
訪問アドバイス
- 公園マップを必ず入手:180haという広さは東京ドーム39個分。事前に目的地(花のエリア・こどもの森・日本庭園など)を決め、公式サイトの「各種マップ・パンフレット」でルートを確認してから来園するのが鉄則です
- 最寄り入口は西立川口:JR西立川駅から徒歩約2分と最も近く、花火大会時も最寄り。砂川口は花の丘(ネモフィラ・コスモス)に最も近いので花見シーズンに便利です
- レンタサイクルで効率よく移動:徒歩だと主要スポットを回るだけで2〜3時間以上かかります。タンデム車や子供乗せ自転車もあり、ファミリーにも便利。サイクリングコースと歩行者コースは完全分離です
- 花火大会の準備:2026年は観覧エリアの有料化など従来と異なる変更があります。必ず公式サイトで事前確認・チケット購入の手続きを済ませておきましょう
- 昭和天皇記念館は2026年6〜11月休館:訪問を計画している方は期間外に来園するか、公式サイトで再開情報を確認してください
- BBQ・ドッグランは要事前準備:バーベキューは要予約・有料。ドッグランは同伴誓約書の提出が必要です(ドッグランカード/アプリの事前登録で省略可)
国営昭和記念公園【まとめ】
国営昭和記念公園は、東京ドーム約39個分という圧倒的なスケールに花・芝生・日本庭園・スポーツ・食・体験プログラムをすべて詰め込んだ、日本を代表する国営公園です。
静かな庭園とは異なり「アクティブに一日中過ごす」ことに特化した造りで、ファミリー・ペット連れ・花好き・スポーツ派・カメラマン、あらゆる層が同時に満足できます。
2026年は昭和改元100周年という記念の年でもあり、フラワーフェスティバルをはじめ例年以上の盛り上がりが期待されます。
ぜひ公式サイトの「花だより」と「開園日カレンダー」を活用して、目当ての花の見頃に合わせて来園計画を立ててみてください。
東京・関東エリアの公園情報は、こちらの記事もあわせてどうぞ。
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最新の花だより・イベント・開花カレンダーは、国営昭和記念公園公式サイト:https://www.showakinen-koen.jp/ でご確認ください。