◎ 東京湾に開いた青いウォーターフロント——葛西臨海公園で海・野鳥・観覧車・次世代水族園を楽しむ
葛西臨海公園(かさいりんかいこうえん)は、東京都江戸川区に広がる都立公園で、東京湾に直接面したウォーターフロントの開放感が最大の魅力です。「緑と水と人のふれあい」をテーマに、広大な芝生広場・鳥類園・大観覧車・バーベキュー場・パークトレインを備え、ファミリー・カップル・バードウォッチャーとあらゆる来園者を受け入れてきました。
JR京葉線「葛西臨海公園」駅を降りるとすぐに公園が広がり、東京駅からわずか約14〜15分でアクセスできるという好立地もポイントです。
なお、開園当初から公園のメインアトラクションだった葛西臨海水族園は老朽化した施設を現在地に隣接する北側エリアで新築し2028年9月に新水族園として開業予定です。
建設中の今もなお、公園内では鳥類園・大観覧車・芝生広場・夏のひまわりイベント「花と光のムーブメント」などが充実しており、十分に楽しめる魅力があります。
基本情報
- 正式名称:葛西臨海公園(東京都立公園)
- 所在地:東京都江戸川区臨海町6丁目
- 電話:03-5696-1331(葛西臨海公園サービスセンター)
- 面積:約81.6ha(816,177㎡)
- 管理:公益財団法人 東京都公園協会
- 開園:1989年(平成元年)6月1日
- 特徴:東京湾に面したウォーターフロント公園。芝生広場・鳥類園・大観覧車・バーベキュー場・パークトレインなどが揃う。隣接の葛西海浜公園(人工なぎさ)とあわせて楽しめる
- 入園料:公園自体は無料(一部施設は有料)
- 開園時間:常時開園(24時間)。各施設の営業時間は以下参照
- 休園日:無休(各施設は毎週水曜日が休業。水曜日が国民の祝日・振替休日・都民の日の場合は翌日が休業)
📋 主要施設の営業時間
- 展望レストハウス「クリスタルビュー」:9:00〜17:00(入館16:30まで)/無料
- 鳥類園ウォッチングセンター:9:15〜16:30/無料
- パークトレイン:毎週水曜日(祝日の翌日)休運。料金は後述
- バーベキュー広場:7〜9月10:00〜21:00、10〜6月10:00〜16:00
- ダイヤと花の大観覧車:営業時間・料金は後述
🅿 駐車場
- 駐車台数182台(うち障害者用18台)、臨時駐車場あり
- 料金:最初の1時間300円、以後20分ごと100円。平日限定で12時間最大1,200円(最大料金は繰り返し適用)
- 大型バス:2時間まで2,000円、以後30分ごと500円(要事前予約)
- 夜間は第1駐車場のみ利用可
- ⚠️ 休日やイベント時は満車になりやすいため、JR京葉線(葛西臨海公園駅・徒歩1分)での来園が最もスムーズです
アクセス
- JR京葉線「葛西臨海公園」駅:徒歩約1分(東京駅から約14〜15分)——最もアクセスしやすい
- 東京メトロ東西線「葛西」駅(T17)・「西葛西」駅(T16):都バス「葛西臨海公園」行きで約15分
- 車:首都高速湾岸線「葛西IC」から約5分、首都高速中央環状線「清新町IC」から約15分
💡 ディズニーリゾートとの組み合わせ:JR京葉線で隣駅の「舞浜」駅からは東京ディズニーリゾートへ直結。葛西臨海公園との1日コースも定番です。
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歴史
葛西臨海公園の敷地はかつて東京湾の一部で、1972年(昭和47年)ごろから始まった「葛西沖開発土地区画整理事業」による埋め立てで生み出された土地です。自然保護とレクリエーションの両立を目指して整備が進められ、1989年(平成元年)6月1日、約38haでまず開園しました。その後、1994年(平成6年)4月に鳥類園ゾーン、1995年(平成7年)7月に展望レストハウス「クリスタルビュー」、2001年(平成13年)春に「ダイヤと花の大観覧車」が順次オープンし、現在の姿になっています。
葛西臨海水族園は1989年(平成元年)10月に開園。開園から35年間で累計入園者数6,000万人を超え、日本を代表する水族館として長く親しまれましたが、老朽化・耐震問題・バリアフリー未対応などの課題から、現在地の北側隣接エリアに新築建設することが決定。建設工事が進んでいます。
見どころ・施設
🌿 芝生広場・汐風の広場
- なだらかな丘状の地形に広がる広大な芝生。東京湾の海風を感じながらピクニックやフリスビー、凧揚げができる開放的なエリア
- 大観覧車を背景に夏は約4万本のヒマワリ畑が広がり、昼の黄色の絶景と夜のアートライトアップという異なる顔を楽しめる
- 「わくわく広場」(7歳未満向け遊具エリア:ロッキング遊具・ネット遊具・スライダーなど)が芝生広場に隣接
🎡 ダイヤと花の大観覧車
- 高さ117m。1周約17分の空中散歩で、東京湾・ディズニーランド・晴天時には富士山まで見渡せる
- ゴンドラはダイヤモンドをモチーフにした形状で、シースルーゴンドラも選べる
- 料金等の詳細は公式サイト(TEL:03-3686-6911)で確認を
- ⚠️ 毎週水曜日休業(祝日等の場合は翌日)
🐦 鳥類園(ウォッチングセンター)
- 淡水・汽水の2つの池を中心にした、樹林・草地・干潟など多彩な環境が揃う野鳥の聖地。都心で指折りの探鳥地として知られ、年間を通して多くの種が観察できる
- 春・秋はシギ・チドリ類、夏はカルガモ・カイツブリ親子・コアジサシ、冬は数万羽にもなるスズガモの群れが圧巻
- ウォッチングセンター内に情報コーナー(映像・展示)あり。観察舎・観察窓から池を一望できる
- 入館無料・開館時間9:15〜16:30。定期的に「鳥類園ガイドツアー」「シギ・チドリ展」などの特別企画も開催
- 公式ニュースレターを毎月発行中(公園公式サイトから閲覧可)
🌊 展望レストハウス「クリスタルビュー」
- 東京湾を一望できる展望施設。ガラス張りの建物から海・観覧車・芝生の絶景を眺めながら休憩できる
- 開館9:00〜17:00(入館16:30まで)/入館無料
🚂 パークトレイン
- 広い公園内を汽車型トレインが周遊する乗り物。主要施設を効率よく回れるため、小さなお子様連れに特に人気
- 料金:中学生以上70歳未満350円、70歳以上・3歳以上の小学生以下150円、2歳以下無料。障害者手帳保持者と付添1名は無料(16歳以上の付添が対象)
- ⚠️ 毎週水曜日運休(水曜日が祝日の場合は翌日が運休)
🔥 バーベキュー広場
- 東京湾の海風を感じながら本格バーベキューができる。要予約・有料
- 食材・機材の持ち込みも可。手ぶらBBQパックもあり
- 7〜9月は10:00〜21:00、10〜6月は10:00〜16:00
🌊 葛西海浜公園(隣接)
- 葛西臨海公園に隣接する人工海浜(港湾局所管)。渚橋で結ばれた「西なぎさ」と「東なぎさ」からなる
- 西なぎさは春〜夏に水遊び・潮干狩りで賑わう。東なぎさは立入禁止の野鳥の楽園
🔭 注目!新・葛西臨海水族園(2028年9月開業予定)
1989年に開園し入園者累計6,000万人を誇った葛西臨海水族園は、現在、現敷地の北側エリアにPFI方式で新水族園を建設中で、2028年9月の開業が予定されています(設計・建設期間:2022年12月〜2028年3月、開業準備:2028年4〜9月)。
- 新コンセプト:「海と接する機会を創出し、海と人とのつながりを通して海への理解を深める」。「見る」展示から「体感する」展示へ刷新
- 目玉展示:音響・映像・ICT最先端技術を活用したクロマグロ回遊の外洋大水槽。上下左右を水に囲まれた空間体験が実現予定
- 展示テーマ:「近い海」(東京湾・多摩川水系・東なぎさ干潟)から「遠い海」(外洋・小笠原・南極北極)へと広がる構成
- バリアフリー強化:現水族園ではバリアフリー対応が不十分だった点を大幅に改善し、あらゆる世代・国籍の人が快適に利用できるユニバーサルデザインを採用
- 共生の杜:新旧水族園の間に「共生の杜」と呼ばれる開放的な樹木広場が整備され、水族園利用者以外の公園来園者も利用可能な緑の空間ができる
- 現水族園の建物について:建築家・谷口吉生氏設計の現建物(ガラスドームが特徴)の解体・保存活用については検討中
- 最新の工事進捗情報はリニューアル特設サイトで定期的に公開されています
🗓️ イベントカレンダー
🌸 春(3〜5月)花・野鳥・スイセンまつり
- ウメ・オオシマザクラ・ソメイヨシノ・ヤマモモが順次開花。芝生広場の新緑と海の青のコントラストが美しい
- 春はシギ・チドリ類が鳥類園に飛来する探鳥シーズン。日本野鳥の会東京主催の「葛西臨海公園探鳥会」も定期開催
- クリスタルビュー前広場や公園各所でスイセンが咲く冬〜春のシーズンは落ち着いた雰囲気でおすすめ
🌻 夏(7〜8月)花と光のムーブメント・ひまわり
- 「花と光のムーブメント」(夏の大型イベント):約3,800㎡の敷地に約4万本・3種類のヒマワリが咲き誇る。2025年は8月1〜17日開催。18:00〜20:30はアーティスト・宮島達男氏の作品「Peace to the Sunflowers」が点灯する光・アートのインスタレーションが展開された
- 昼は観覧車を背景にした圧倒的な黄色の絵、夜はライトアップされた幻想的な空間と昼夜で全く異なる表情が楽しめる
- イベント期間中は公園の開園時間が延長(2025年はお盆期間に20:30まで延長)。キッチンカー出店あり
- 夏は西なぎさ(葛西海浜公園)での水遊びも人気。カルガモ・カイツブリの親子が池で見られる季節
🍂 秋(9〜11月)野鳥ガイドツアー・自然観察
- 鳥類園でシギ・チドリ類・カモ類の渡り鳥が次々飛来する探鳥のハイシーズン。鳥類園ガイドツアー・自然”感”察ツアーなどの特別企画も開催
- 芝生の緑と海の青のコントラストが清々しく、ピクニックに最適な気候
❄️ 冬(12〜2月)スズガモの群れ・スイセン
- 海面を覆い尽くすような数万羽のスズガモが冬に飛来。鳥類園・東なぎさ越しに見る冬の野鳥の群れはバードウォッチャーを魅了する光景
- スイセンの花が公園内各所で静かに咲き、観覧車の夜景と合わせて冬のデートスポットとしても人気
四季の楽しみ方まとめ
- 🌸 春:桜・新緑と東京湾の青のコントラスト。シギ・チドリ類の渡り鳥観察シーズン。芝生ピクニックの最適気候
- 🌻 夏:約4万本のヒマワリ畑と夜のアートライトアップ「花と光のムーブメント」。西なぎさでの水遊びとあわせてアクティブに
- 🐦 秋:カモ類・渡り鳥の飛来で鳥類園が賑やか。野鳥ガイドツアーや自然観察会に参加したい季節
- ❄️ 冬:数万羽のスズガモが圧巻の野鳥観察シーズン。スイセンと観覧車の夜景が映える静かな公園を楽しむ穴場シーズン
訪問アドバイス
- 施設は毎週水曜日が休業日:大観覧車・パークトレインは毎週水曜日(祝日の場合は翌日)が休業・運休です。水曜に来園する場合は芝生・鳥類園・クリスタルビュー中心の楽しみ方になります
- 夏のひまわりイベントは昼夜どちらも楽しめる:「花と光のムーブメント」は昼のひまわり畑と夜のアートライトアップで全く異なる表情。日が落ちる17時台に到着して両方を楽しむのが定番です。混雑を避けるなら16〜17時台の入園がおすすめ
- 鳥類園ニュースレターを事前にチェック:公園公式サイトで月2回程度発行されるニュースレターを確認しておくと、来園時期に何の野鳥が見られるかがわかります
- 夏は熱中症・日焼け対策が必須:東京湾沿いは遮るものが少なく直射日光が強い。帽子・日焼け止め・水分(芝生エリアに売店あり)は必ず持参を
- BBQは要予約:バーベキュー広場は人気のため、特に夏は早めの予約が必要です。詳細は公式サイトの「バーベキュー広場」ページで確認してください
葛西臨海公園【まとめ】
葛西臨海公園は、東京湾の開放感・鳥類園の野鳥・大観覧車・ヒマワリとアートのイベント・バーベキューと、海辺のレジャーを一か所で楽しめる東京随一のウォーターフロント公園です。2028年9月には最新技術を駆使した次世代型の新水族園が誕生する予定であり、今はその変化の時期を現地で見届けられる貴重なタイミングでもあります。
近隣の東京ディズニーリゾートやお台場と組み合わせた湾岸ルートとしても、あるいは駅から徒歩1分の手軽さで気軽に立ち寄るにも、葛西臨海公園は東京の東側を代表する欠かせない公園スポットです。
東京・関東エリアの公園情報は、こちらの記事もあわせてどうぞ。
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最新のイベント情報・施設案内は、葛西臨海公園 公式サイト(東京都公園協会):https://www.tokyo-park.or.jp/park/kasairinkai/ でご確認ください。新水族園のリニューアル情報は葛西臨海水族園リニューアル特設サイトをご参照ください。
- 投稿タグ
- 江戸川区 公園