◎名古屋東部の都会のオアシス!牧野ヶ池緑地で池めぐりと竹林散策を楽しむ

牧野ヶ池緑地(まきのがいけりょくち)は、愛知県名古屋市名東区(一部天白区)にある愛知県営の都市公園です。面積は約147.1ha、そのうちおよそ半分は愛知カンツリー倶楽部のゴルフコースが占めているという、なかなか珍しい構成になっています。
1957年(昭和32年)8月22日に供用開始し、名古屋東部の「都会のオアシス」として長く親しまれてきました。名前の由来は園内にある「牧野池」です。

この地は江戸時代、尾張徳川家の御狩場として使われていました。
牧野池は正保3年(1646年)に尾張藩の郡奉行・勝野太郎左衛門が灌漑用に築いたため池で、面積約16haという名古屋市内最大級の規模を誇り、愛知県内でも第3位の広さです。周辺の田んぼを「牧田」と呼んでいたことが名前の由来と伝わっています。
1940年(昭和15年)には名古屋市を取り巻く防空緑地として都市計画決定され、緑が守られてきたという歴史も持ち合わせています。この記事では、牧野ヶ池緑地の基本情報からアクセス、駐車場、見どころ、季節の楽しみ方までまとめてみました。

📍基本情報

  • 所在地:愛知県名古屋市名東区猪高町大字高針字梅森坂52-175(管理事務所)
  • 面積:約147.1ha(うち約半分はゴルフコース)
  • 供用開始:1957年(昭和32年)8月22日
  • 入園料:無料・基本的に24時間開放(年中無休)
  • 問い合わせ:牧野ヶ池緑地管理事務所 052-701-3089
  • ゴルフ場部分は一般利用できませんが、周囲の散策路や広場は自由に楽しめます
  • 毎朝8時45分からラジオ体操が行われているなど、地域に根付いた使われ方をしている公園です(雨天時・年末年始12/29〜1/3は休止)

主要施設の利用時間

  • 多目的広場:4〜10月は7:00〜21:00、11〜3月は7:00〜17:00(ナイター利用は有料)
  • 自由広場:7:00〜17:00
  • 児童野球コーナーなど:9:00〜17:00
  • 予約が必要な施設は月曜日・年末年始が休みになる場合があります

🚗アクセス・駐車場

  • 地下鉄・バス:地下鉄東山線「星ヶ丘駅」から名鉄バスや市バスで「梅森坂」「梅森坂口」下車、徒歩数分。地下鉄「本郷駅」からもバス便があります
  • 車:名古屋高速2号東山線「高針」出口から約1km

駐車場について

  • 駐車場は無料で、東口・西口北側・西口南側の3箇所に分かれています。2026年7月時点の公式情報によると、東口駐車場が176台、西口北側駐車場が67台、西口南側駐車場が106台という内訳です
  • 管理事務所があるのは東口駐車場で、3箇所の中でも規模が大きく、ぼうけん広場にも道路を挟んで近い位置にあります(地下道でもつながっています)
  • 西口の北側と南側は名前こそ似ていますが、実は車で行き来できない別ルートになっています。西口北側駐車場は東口の出入り口からゴルフ場を通過するルートでアクセスする形で、南側とは連結していません。訪れる前に、どちらの駐車場が目的のエリアに近いか調べておくと迷わずに済みます
  • 利用時間はおおむね8:30〜19:30で、夜間は施錠されます。身体障がい者用のスペースも用意されています

◎公園自体は地下鉄駅からバスで行ける立地ですが、広大な敷地を効率よく回るなら車があると格段に便利です。楽天トラベル(レンタカー)を利用すれば、牧野ヶ池緑地と名古屋東部の他の公園や観光スポットをあわせて周遊する計画も立てやすくなります。


🌿牧野ヶ池緑地の見どころ

💧牧野池

  • 公園のシンボルである牧野池は、バードウォッチングと四季の風景を同時に楽しめるスポットです
  • 春には堤の桜が美しく、冬にはカモ類をはじめとする渡り鳥が飛来します。青い空と緑豊かな木々に囲まれた池を眺めながらの散歩は、まさに都会のオアシスと呼ぶにふさわしい時間です

🎋竹の小径

  • 南西部にある全長約1.3km(1,340m)の竹林散策路です
  • 両側を竹に挟まれた道は、特に夏場に日差しを遮ってくれるため、涼しく快適に散策できます
  • 市民参加による整備活動やタケノコ掘りのイベントも行われていて、伐採した竹を土壌改良材として再利用する施設も稼働しています

✈️ぼうけん広場

  • プロペラ機をモチーフにした大型のローラーすべり台や複合遊具がそろう、公園でも人気の高いエリアです
  • 飛行機の特徴的な遊具のほか、仕掛けのあるウッドデッキやロープのジャングルジムなど、体をしっかり動かして遊べる仕掛けが充実しています
  • 一時期、遊具の更新工事のため利用できない期間がありましたが、現在は工事が完了し通常通り利用できます

🎠わいわい広場・南児童園

  • わいわい広場は遊具が特に充実したエリアで、子どもから大人まで家族で楽しめるスポットです
  • 南児童園など、他にも複数の遊具エリアが点在しているため、年齢や好みに合わせて回る場所を選べます
  • 各エリア間は距離があるため、初めて訪れる場合は目的の広場を先に決めて、近い駐車場から向かうのがおすすめです

🌳芝生広場(4箇所)

  • 園内に4箇所ある芝生広場は、いずれもきれいに整備されていて、凧揚げやバドミントン、ピクニックに最適です
  • 春の桜のシーズンには、子どもが遊具で遊び、大人は桜を眺めながらのんびり過ごすという、家族それぞれの楽しみ方ができます
  • ボール遊びやゴルフの練習など、他の利用者の迷惑になる行為は禁止されています。焚き火やバーベキュー、火気の使用も禁止です

⚾多目的広場・自由広場

  • 多目的広場と自由広場はスポーツ利用向けの施設で、予約優先制です。多目的広場は一部でナイター設備があり、有料で利用できます
  • 児童野球コーナーやゲートボール場もあり、幅広い世代がスポーツを楽しめる環境が整っています
  • 利用予約は「ネットあいち」から行う仕組みになっています

🏔️展望台

  • 公園内には展望台も設けられていて、緑地全体を見渡す景色を楽しめます
  • 牧野池や竹林など、園内の自然の広がりを実感できるスポットです

🍂季節の楽しみ方

  • 春:牧野池の堤の桜と新緑が見どころで、芝生広場は花見客で賑わいます
  • 夏:竹の小径の木陰での散策や、昆虫観察が楽しめる季節です
  • 秋:コナラ林の紅葉と落ち葉の景色が美しく、散策に心地よい気候になります
  • 冬:牧野池に渡り鳥が飛来し、バードウォッチング愛好家で賑わうシーズンです

💡訪問のポイント

  • 駐車場の使い分け:東口・西口北側・西口南側は行き来できない別ルートのため、目的地に近い駐車場を事前に調べておきましょう
  • 広大な敷地に注意:遊具エリア同士も距離があるため、複数のエリアを回る場合は時間に余裕を持って計画しましょう
  • スポーツ利用は予約制:多目的広場や自由広場を使う場合は「ネットあいち」での事前予約が基本です
  • 禁止事項の確認:芝生広場でのゴルフ練習やボール遊びの一部、焚き火・バーベキューは禁止されています
  • 自然観察イベント:定期的に自然散策会などのイベントが開催されているため、公式サイトで日程をチェックするのもおすすめです

牧野ヶ池緑地【まとめ】

牧野ヶ池緑地は、名古屋市内最大級の牧野池と竹林散策路、複数の遊具広場が同居する広大でバラエティ豊かな都市公園です。

バードウォッチングやピクニック、遊具遊び、スポーツと訪れる人それぞれの過ごし方ができるのが最大の魅力でしょう。

ゴルフ場エリアこそ立ち入れませんが、それを取り囲む豊かな緑地だけでも一日たっぷり楽しめます。名東区・天白区周辺の公園めぐりとあわせて、季節を変えて何度も訪れたくなる場所です。

最新の駐車場情報やイベント、施設予約状況については、牧野ヶ池緑地公式サイトで確認してから訪れてみてください。