◎緑につつまれたスポーツの殿堂!西部緑地公園でイベントも運動も満喫する

西部緑地公園(せいぶりょくちこうえん)は、石川県金沢市袋畠町・古府町・北塚町・稚日野町にまたがる県営の運動公園です。面積約54.8ヘクタールという広大な敷地に、野球場や陸上競技場、産業展示館などが集まっていて「緑につつまれたスポーツの殿堂」と呼ばれてきました。
1974年(昭和49年)4月9日に開設され、指定管理者は一般財団法人石川県県民ふれあい公社が務めています。

この公園の歴史は1972年(昭和47年)に建てられた産業展示館から始まります。翌1973年、北陸地域の産業振興を目的とした「日本海博覧会」の主会場になったことをきっかけに知名度が上がり、博覧会終了後、市街地の出羽町にあった県営野球場が移転してきたことでスポーツ施設中心の整備が本格化しました。開設から半世紀が経ち、現在は老朽化に伴う大規模な再整備が進められているまさに転換期を迎えている公園です。
この記事では、西部緑地公園の基本情報からアクセス、駐車場、見どころ、再整備の最新状況までまとめてみました。

📍基本情報

  • 所在地:石川県金沢市袋畠町・古府町・北塚町・稚日野町
  • 面積:約54.8ヘクタール
  • 開設:1974年(昭和49年)4月9日
  • 入園料:基本無料(施設利用は有料・予約が必要な場合あり)
  • 指定管理者:一般財団法人石川県県民ふれあい公社
  • 問い合わせ:公園全体076-268-6685、産業展示館076-268-1121、野球場076-268-4264、陸上競技場076-267-2411
  • 利用時間は施設によって異なり、野球場や陸上競技場は大会開催時に一般利用が制限されることがあります。公園自体は比較的自由に利用できます

⚠️再整備が進行中です

  • 西部緑地公園は開設から半世紀が経ち、施設の老朽化が進んでいることから、大規模な再整備計画が進められています
  • 再整備は、①老朽化した産業展示館の1〜3号館を統合した新施設への建て替え(4号館とあわせた2館体制)、②高校野球の聖地・甲子園と同じ仕様(広さ、形状、芝、土)を採用した新県立野球場の建設、③その他の園内施設の再配置、という3段階で進められる計画です
  • 2024年(令和6年)3月に再整備構想がまとめられましたが、能登半島地震の影響で一時検討が中断していました。2025年秋の県議会で再整備の再始動が表明され、まず産業展示館から着手する方針が示されています
  • 2026年度は測量やインフラの現状調査、埋蔵文化財の試掘が予定されていて、2027年度末までに基本計画が策定される見込みです。総事業費は数百億円規模になるとされる、石川県政最大級のハード整備といえるでしょう
  • 再整備の完了までにはまだ時間がかかる見込みのため、訪問前に石川県公式サイトで最新の工事状況を確認しておくと安心です

🚗アクセス・駐車場

  • バス:JR金沢駅から北鉄バス(打木行きなど)で「袋畠」「稚日野」下車、徒歩約1分。「西部緑地公園」バス停で降りることもできます
  • 車:北陸自動車道「金沢西IC」から約5分。金沢駅からは約15分が目安です
  • 金沢外環状道路海側環状線を利用する場合は、専光寺インターチェンジ(赤土町交差点)が最寄りで、そこから公園までは約2分とアクセスは非常によい立地です

駐車場について

  • 駐車場は無料で、公園全体では合計4,000台以上という非常に大規模な収容力を誇ります
  • 内訳は、園内の大小9つの駐車場をあわせて約2,600台、混雑時に臨時駐車場として使われる多目的広場が約800台、いしかわ総合スポーツセンターが約500台、テニスコートが約140台です
  • 大規模な大会やイベントの開催時は、通常の駐車場に加えて多目的広場が臨時駐車場として開放されることがあります
  • 再整備にともなう園内の交通渋滞緩和策についても、西部緑地公園再整備検討委員会で検討が進められています。今後、駐車場の配置が変更される可能性もあるため、大きな工事が始まった際は現地の案内表示に従いましょう

◎これだけ広大な公園なので、車での訪問が圧倒的に便利です。楽天トラベル(レンタカー)を利用すれば、西部緑地公園と金沢市内の観光地をあわせて周遊する計画も立てやすくなります。


⚾西部緑地公園の見どころ

🏟️石川県立野球場

  • 収容約1万7千人、両翼91.5m・中堅122mの規模を持つ野球場です
  • 高校野球の石川大会決勝戦をはじめ、NPB公式戦も110試合以上開催されてきた、まさに石川県の野球の聖地といえる存在です
  • 昭和56年には日本海側で初となる本格的な夜間照明施設を整備するなど、時代に合わせた改修を重ねてきました
  • 建設から半世紀近くが経ち老朽化が進んでいるため、前述の再整備計画では甲子園と同じ仕様の新球場への建て替えが予定されています

🏃陸上競技場

  • 日本陸連第1種公認の競技場で、400mトラックと天然芝のピッチを備えています
  • 照明と大型映像装置も整備されていて、陸上競技だけでなく球技場としても利用されています

🏢石川県産業展示館

  • 県民や事業者から「産展(さんてん)」の愛称で親しまれている展示会・イベント会場です(1〜4号館)
  • 地元産業界の展示会や販売会、さまざまなイベントで幅広く利用されてきました
  • 再整備計画では、老朽化した1〜3号館を統合した新施設に建て替え、公園利用者も気軽に立ち寄れる休憩スペース「ホワイエ」の整備なども検討されています

🏊いしかわ総合スポーツセンター

  • メインアリーナ、サブアリーナ、プール、トレーニングルームなどを備えた総合スポーツ施設です
  • 屋内競技や個人でのトレーニングまで、幅広いニーズに対応しています

🎾テニスコート・ソフトボール場・補助競技場

  • テニスコートは指定管理者(三幸株式会社)による運営で、専用の駐車場も用意されています
  • ソフトボール場や多目的広場、投てき場、補助競技場もそろっていて、野球場でのウォーミングアップ会場として使われることもあります
  • 県内には室内練習場がない球場も多い中、西部緑地公園はこうした周辺施設の充実度も強みのひとつです

🌳公園エリア(大型複合遊具・芝生広場)

  • 大型複合遊具が2基設置されていて、家族連れの子どもたちにも人気です
  • 芝生広場は約2.6haの広さがあり、四阿(あずまや)も点在しているため、ピクニックや休憩にも向いています
  • 北塚園地や中央広場もあり、スポーツ目的ではない来園者ものんびり過ごせる公園です

💡訪問のポイント

  • 再整備の最新情報を確認:石川県政最大級のハード整備が進行中のため、訪問前に石川県公式サイトで工事状況や施設の利用可否を確認しましょう
  • 予約は早めに:グラウンドなどの施設は「いしかわ施設予約サービス」を通じて予約でき、利用希望日の2ヶ月前から受付が始まる場合があります
  • 大会開催時は混雑:野球場や陸上競技場で大会が開催される日は、駐車場も含めて混雑しやすくなります
  • 広大な敷地に注意:施設ごとに駐車場が分かれているため、目的の施設に近い駐車場を事前に調べておくと移動がスムーズです
  • 公園エリアは自由に:スポーツ施設の利用には予約が必要な場合が多いですが、芝生広場や遊具のあるエリアは自由に楽しめます

西部緑地公園【まとめ】

西部緑地公園は、半世紀にわたって石川県のスポーツとイベントの拠点であり続けてきた県内屈指の規模を誇る運動公園です。

野球場や陸上競技場での本格的なスポーツ観戦から、産業展示館でのイベント、芝生広場でのピクニックまで、幅広い楽しみ方ができます。

現在進行中の再整備が完了すれば、さらに魅力的な「賑わいの拠点」へと生まれ変わることが期待されています。金沢市内の観光とあわせて、これからの変化にも注目しながら訪れてみてはいかがでしょうか。

最新の再整備の進捗状況やイベント情報については、石川県公式サイトで確認してから訪れてみてください。