◎東京ドーム65個分の自然の中へ——日本初の国営公園「国営武蔵丘陵森林公園」
埼玉県比企郡滑川町と熊谷市にまたがる国営武蔵丘陵森林公園は、1974年(昭和49年)7月に全国で初めての国営公園として開園した、東京ドーム約65個分(約304ha)の広大な自然公園です。明治百年記念事業の一環として整備され、武蔵野の里山・雑木林の自然地形をそのまま活かした景観が特徴です。
春には53万本のネモフィラが青の絨毯を作り、夏には日本最大級のエアートランポリン「ぽんぽこマウンテン」で子どもたちが跳ね回り、秋にはカエデ園が紅葉でライトアップされ、冬には静かな雑木林を散策できる——四季のどのシーズンに訪れても目的と規模に見合った体験が待っています。
公園は南・中央・西・北の4エリアに分かれており、端から端まで歩くと1時間以上かかるほどの広さです。「どこのゲートから入るかで体験が変わる」という公園で目的(花・遊具・サイクリング・自然散策)に合わせて入口を選んで来園するのが上手な楽しみ方の第一歩です。
🌿 基本情報(2026年現在)
- 正式名称:国営武蔵丘陵森林公園
- 所在地:埼玉県比企郡滑川町大字山田1920(中央口・管理センター)
- 電話:0493-57-2111
- 面積:約304ha(東京ドーム約65個分)
- 開園時間(時期により変動):
- 3月〜10月:9:30〜17:00
- 11月:9:30〜16:30
- 12月〜2月:9:30〜16:00
- ※季節・時期により変動するため訪問前に公式サイトで必ず確認を
- 休園日:年末年始(12/31〜1/1)、1月第3・第4月曜日ほか(公式サイトのカレンダーで確認を)
- 入園料:大人(高校生以上)450円 / シルバー(65歳以上)210円 / 中学生以下無料
- 2日間通し券・年間パスポートあり(年間4,800円でコスパ抜群)
- 全員無料入園日が年に数回設定される(公式サイトで日程確認を)
- 駐車場:有料・約1,600台(南口・中央口・西口・北口の4か所)。普通車1日700円(再入場可)。二輪車200円
- 公式Instagram:@shinrinkoen
🚃 アクセス
- 電車+バス(東武東上線・最寄り):東武東上線「森林公園駅」北口から路線バスに乗車
- 平日:国際十王交通「立正大学行き」で約7〜10分、「滑川中学校」下車後徒歩5分(南口・中央口方面)
- 土日祝:川越観光バス「森林公園南口行き」で約10分、終点下車すぐ(南口)
- 電車+バス(JR高崎線・秩父鉄道):「熊谷駅」南口からバスで約30〜35分「森林公園西口入口」または「森林公園南口入口」下車すぐ
- 車:関越自動車道「東松山IC」から県道47号を熊谷方面へ約10分(約6km)
- 【重要】入口を間違えると大変:端から端まで歩くと1時間以上かかる広さのため、目的によって入口を選ぼう。ネモフィラ・花畑→西口、ぽんぽこマウンテン→南口か中央口、都市緑化植物園→中央口
- 駐車場:普通車700円(1日・再入場可)。花の見頃シーズン(春のネモフィラ・秋の紅葉)は公共交通機関での来園を強く推奨
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🌸 花の見どころ(エリア別)
💙 ネモフィラ(西口ひろば花畑・春)
- 4月上旬〜4月中旬に西口ひろば花畑で約53万本のネモフィラが一斉に咲く。頭上の青空と花畑の青が重なる「W青の共演」はSNSでも話題の絶景
- 2020年のバリアフリー化工事で花畑の丘を登る園路が整備され、さまざまな角度からの写真撮影が楽しめるようになった
- 混雑が特にひどいシーズンのひとつ。平日の早い時間帯に来園するのが最善策
🌺 ポピー・ルピナス・芝桜(春〜初夏)
- ネモフィラと並んで、アイスランドポピーやルピナスが南口・中央口エリアの花畑を鮮やかに彩る
- 南口運動広場には芝生広場とともに花畑が整備されており、春はポピーやアイスランドポピーが見頃
🌸 桜・スイセン・チューリップ(早春〜春)
- 3月下旬〜4月上旬は桜が公園各所で咲き誇る。中央口エリアのエドヒガン桜・ヤマザクラなど品種が多く、ソメイヨシノより長い期間楽しめる
- 早春には福寿草・スイセンが咲き始め、早い時期からの来園を促す
🌼 ヤマユリ(夏・中央口周辺)
- 7月頃に中央口周辺の雑木林でヤマユリが見頃を迎える。白い大輪の花と甘い香りが夏の森林公園を彩る
🍂 カエデ園の紅葉(秋・夜間ライトアップあり)
- 秋(10月下旬〜11月下旬)にはカエデ園を中心に紅葉が公園を赤・黄に染める
- 夜間ライトアップが実施される期間があり、昼間と夜で全く異なる幻想的な景色が楽しめる。秋のライトアップも公園の人気イベントのひとつ
🌸 カラーリーフガーデン・都市緑化植物園(通年)
- 中央口近くの都市緑化植物園では、四季の草花・樹木の見本が整備されており、植物の知識を深めながら楽しめる
- カラーリーフガーデンでは季節ごとに彩りの異なる葉・花を観賞できる
🎡 遊び施設(家族連れに大人気)
🏔️ ぽんぽこマウンテン(日本最大級のエアートランポリン)
- 一山の大きさが日本最大級という約1,000平方メートルのエアートランポリン。まるで雲の上を歩くような感覚で、大人も子どもも夢中になる
- 3歳〜6歳向けの小さな山もあり、幼児も安全に楽しめる
- 南口・中央口から徒歩約20分の場所にある。サイクリングで向かうのが効率的
🌲 冒険コース(アスレチック)
- 雑木林の自然地形を最大限に活かした1周約1時間のアスレチックコース。平均台・吊り橋・ロープなど難易度の異なるポイントが続き、小学生以上に人気
🎠 むさしキッズドーム
- 約50種類のカラフルな遊具が集まる屋内・屋外の大型遊び場。チューブスライダーや各種遊具で小さな子どもから楽しめる
💦 巨大じゃぶじゃぶ池(夏季限定)
- 水面積約1,300平方メートルの巨大な水遊び場が夏季限定でオープン。着替えとタオルを持参して思いきり水遊びが楽しめる
🚲 サイクリングコース(全長約17km)
- 公園内に全長約17kmのサイクリングコースが整備されており、広大な敷地を効率よく回れる。各入口近くにサイクリングセンターがあり、子ども用自転車・電動アシスト付き・クロスバイクなど幅広い種類をレンタル可能(有料)
🍖 BBQ場・ドッグラン
- 西口ひろば近くにBBQ場があり、火起こしはスタッフが行うため手軽に利用できる。春・秋は花畑を眺めながらのBBQが楽しめる
- ドッグランも整備されており、ペット連れの家族も歓迎される(リード必須、ルール要確認)
📅 季節のイベント・楽しみ方
🌸 春(3月〜5月)
- 3月下旬〜4月上旬:桜・スイセン・チューリップが公園各所で開花
- 4月上旬〜中旬:西口ひろばで53万本のネモフィラが最盛期。公園で最も混雑するシーズン
- 4月〜5月:アイスランドポピー・ルピナス・早咲きチューリップが花畑を彩る
- ゴールデンウィーク期間は花の最盛期と重なり、駐車場・公共交通ともに混雑が激しい。事前の時間計画が必須
☀️ 夏(6月〜8月)
- 7月頃:中央口周辺でヤマユリが開花。森の中の白い大輪が幻想的
- 夏季:じゃぶじゃぶ池が開放され、子どもたちの水遊び場として大人気
- 雑木林の木陰が涼しく、暑い夏でも快適な散策が楽しめる。早朝来園がおすすめ
🍂 秋(9月〜11月)
- 10月上旬:全員無料入園日が設定される年がある(日程は公式で確認を)
- 10月下旬〜11月下旬:カエデ園の紅葉が最盛期。夜間ライトアップ期間はナイトイベントとして人気
- コスモス・セキヤノアキチョウジなどの秋の花も見頃を迎える
❄️ 冬(12月〜2月)
- 冬は静かな雑木林の散策が楽しめる。野草コースでは冬でも椿・福寿草などが咲く
- 1月は休園日が比較的多い(第3・第4月曜日など)。訪問前に必ず公式サイトのカレンダーで確認を
- 節分・バレンタイン・ひな祭りなどのシーズンに合わせたウィンターイベントが開催される
🍃 四季の風景まとめ
- 春:53万本の青いネモフィラが広がる西口ひろばの「W青の絶景」が、この公園の春のシンボル。桜・ポピー・ルピナスと花が次々と咲き継ぎ、1か月近く花のシーズンが続く。
- 夏:じゃぶじゃぶ池でびしょ濡れになった子どもたちが、雑木林の木陰で駆け回る。ぽんぽこマウンテンでいつまでも跳ね続けられるのが夏の森林公園の醍醐味。
- 秋:カエデ園が赤と黄金色に染まり、夜はライトアップで幻想的な光景が広がる。昼の紅葉散策と夜のライトアップ、二つの顔を一日で楽しめる贅沢なシーズン。
- 冬:葉の落ちた雑木林の向こうに空が広く見える冬の公園は、一番「森林公園」らしい静けさがある。福寿草が早春を告げ始めるまでの、誰も急がない季節。
💡 訪問のポイント
- 目的によって入口(ゲート)を選ぶのが最重要:ネモフィラ・花畑は西口、ぽんぽこマウンテン・アスレチックは南口、都市緑化植物園・サイクリングセンターは中央口。違うゲートから入ると徒歩で1時間近くかかることがある。
- 駐車場料金は700円(元の「550円」は誤り):普通車1日700円(再入場可能)。ネモフィラや紅葉シーズンの土日は開園前から混雑するため、公共交通機関(東武東上線+バス)が圧倒的に便利。
- レンタサイクルで効率よく回れる:端から端まで歩くと1時間以上かかる広さ。各入口のサイクリングセンターで電動アシスト付き自転車もレンタルでき、目的地まで快適に移動できる。ベビーカー・車椅子の無料貸し出しもあり。
- 全員無料入園日を狙うのも手:年に数回(秋に多い)、全員無料の入園日が設定される。日程は直前まで公式サイトで確認を。
- 年間パスポートを活用:何度でも来たくなる公園のため、年間4,800円の年間パスポートがコスパ抜群。450円の入場料換算で11回以上入ればお得になる計算。
- 食事は持参がおすすめ:公園内にレストランや売店はあるが、選択肢が少なめ。お弁当を持参して芝生広場でピクニックするのが最もおすすめの楽しみ方。ゴミは必ず持ち帰ること。
国営武蔵丘陵森林公園【まとめ】
国営武蔵丘陵森林公園は、日本初の国営公園として50年以上の歴史を持ちながら53万本のネモフィラ・日本最大級のエアートランポリン・17kmのサイクリングコース・BBQ・紅葉ライトアップと、常に新しい楽しみを提供し続けている公園です。
「広すぎて1日では回りきれない」という声も多いほどのスケールで、何度来ても違う季節・違うエリアで新しい発見があります。
入場料は大人450円と手頃で、中学生以下は無料。首都圏から日帰りで行ける国営公園の代表格として、ぜひ季節を選んで訪れてみてください。
最新の花の見頃・イベント・開園状況は国営武蔵丘陵森林公園公式サイト・公式Instagram(@shinrinkoen)でご確認ください。
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- 滑川町 公園