◎富士山と花が一枚に収まる絶景スポット、岩本山公園
静岡県富士市にある「岩本山公園」は標高約193mの岩本山一帯を整備した都市公園です。
園内からは富士山・富士川・駿河湾・愛鷹山・伊豆半島を一望できる絶景が広がり「富士山と花」を一緒に撮影できる名所として全国の写真愛好家から高い人気を集めています。
約13.2ヘクタールの園内では、梅・桜・バラ・アジサイなど四季折々の花々が咲き、年間を通して自然散策が楽しめます。
1980年(昭和55年)頃から「眺望を生かした風致公園」として本格的な整備が始まり、現在では富士市を代表する公園となっています。市民の憩いの場であると同時に、県外からも多くの観光客が訪れる景勝地として親しまれています。
入園料・駐車場ともに無料で、標高が高いぶん気軽なハイキング気分でも訪れられます。本記事では、最新の駐車場事情から見どころまで詳しく解説します。
基本情報
- 所在地:静岡県富士市岩本字花木立1605
- 面積:約13.2ヘクタール(13.09ha)
- 標高:約193m
- 入園料:無料
- 開園時間:24時間(園内自由散策)
- 駐車場:無料(第1〜第3駐車場、合計293台)
- 所要時間:約1〜2時間
- お問い合わせ:公益財団法人富士市振興公社 公園事業課(TEL:0545-55-3553)
アクセス
- 東名高速道路「富士IC」から約20分
- 新東名高速道路「新富士IC」から約20〜25分
- 「富士川スマートIC」から約15分
- JR「富士駅」から岩松北地区コミュニティバス「こうめ」に乗車し、「岩本山公園」バス停下車すぐ(運賃1回300円、1日6便、月〜土曜運行、日曜・祝日・年末年始は運休)
コミュニティバスは運行日・本数が限られているため、梅や桜の見頃シーズンに時間を気にせず訪れたい場合は車でのアクセスがおすすめです。
富士駅や新富士駅の周辺で借りれば、白糸の滝や田子の浦港など周辺の観光スポットもあわせて効率よく巡れます。
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🅿️ 駐車場ガイド
岩本山公園の駐車場は無料で、第1〜第3駐車場をあわせて合計293台分が用意されています。駐車場によって利用時間が異なる点に注意しましょう。
- 第1駐車場・第2駐車場:利用時間は8:30〜21:00です。展望台や芝生広場に近く、通常の来園ではこちらの利用がメインになります
- 第3駐車場:24時間利用可能です。夜景観賞など、夜間や早朝に訪れたい場合はこちらを利用しましょう
- 身体障がい者用スペース:駐車場には身体障がい者用のスペースも用意されています
- 梅・桜のシーズンは大混雑:2月中旬〜3月上旬の梅の見頃、3月下旬〜4月上旬の桜の見頃の週末は、3カ所の駐車場が満車になることもあります。午前中の早い時間帯の来園がおすすめです
- 夜景観賞は第3駐車場が便利:第1・第2駐車場は21:00で閉鎖されるため、夜景を楽しみたい場合は24時間利用できる第3駐車場を目指しましょう
見どころ
🗻 富士山の大パノラマ
岩本山公園最大の魅力は、展望台から望む富士山です。天気の良い日には、富士山、富士市街、富士川、駿河湾、愛鷹山、南アルプスまで見渡すことができます。特に冬は空気が澄み、雪化粧した富士山がくっきりと見える絶好の季節です。夜には富士市街から清水港まで広がる美しいイルミネーションのような夜景も楽しめ、東海地方屈指の夜景スポットとしても知られています。
🌸 梅園
岩本山公園は静岡県有数の梅の名所です。園内には豊後・白加賀・十郎など約30品種・約300〜400本(資料により異なる)の梅が植えられ、1月下旬から3月上旬にかけて紅白の花が咲き誇ります。梅の向こうにそびえる富士山の景色は、この公園ならではの絶景として知られています。
- 見頃の時期には「岩松北地区梅まつり」が開催され、ステージイベント、写真コンテスト、ハイキング、模擬店の出店、餅投げ、甘酒サービスなど盛りだくさんの催しが行われます
- 梅と桜が見頃を迎える時期には「絶景★富士山まるごと岩本山」というイベントも開催され、なぞ解きイベントや富士山ウォーキング、インスタフォトコンテストなどが実施されます
- 梅の見頃時期には、公園内の観光案内所で申し込むと「梅咲案内人」と呼ばれるボランティアガイドが公園の歴史や梅の情報を案内してくれます
🌸 桜
3月下旬から4月上旬には500本を超える桜が見頃を迎えます。芝生広場や展望台周辺では、満開の桜と富士山を一枚の写真に収めることができ、花見スポットとしても人気があります。夜景スポットとしても知られ、昼とは異なる雰囲気を楽しめます。
🌹 バラ園
5月中旬から初夏、さらに秋にも色鮮やかなバラが咲きます。富士市の「市の花」であるバラを中心に植栽されており、スロープ花壇や花壇エリアでは、富士山を背景に華やかな景色を楽しめます。開花期間は5月から10月頃まで比較的長く続くのも魅力です。
💧 アジサイ
梅雨の時期にはアジサイが園内を彩ります。6月から7月にかけて咲くアジサイと、展望台から望む富士山や駿河湾の景色の組み合わせも人気です。梅園の下など、しっとりとした雰囲気の中でアジサイを楽しめるエリアもあります。
🌳 ツツジ・シャクナゲ
4月から5月にかけては、「野生ツツジの森」や「シャクナゲの森(シャクナゲの山)」でも花が見頃を迎えます。新緑とあわせて、春らしい彩り豊かな景観が楽しめます。
🔭 展望施設
園内には複数の展望スポットがあります。
- パノラマ展望台:富士山や駿河湾を広く見渡せる、公園を代表する展望スポット
- 張出し展望デッキ:張り出した構造で、より開放的な眺望を楽しめます
- ちびっこ展望台:小さな子どもの目線でも景色を楽しめるよう配慮された展望台
それぞれ異なる角度から富士山や市街地を眺めることができ、写真撮影にも最適です。ただし周辺の木の生育状況によっては、富士山の全貌が見えにくい場合もあるため、訪問時期によって見え方が変わる点は留意しておきましょう。
🌲 自然教育の森
自然観察を楽しめるエリアで、「ささやきの小径」と呼ばれる約700mの散策路があります。遊歩道沿いには植物や野鳥に関する案内板が設置され、森林浴をしながら自然を学ぶことができます。
🦆 から池(調整池)・バードサンクチュアリ
園内の調整池「から池」周辺は、野鳥が集まるバードサンクチュアリとしても整備されています。散策の途中に立ち寄って、静かに野鳥観察を楽しむのもおすすめです。
☕ かぐや岩本山カフェ
園内には「かぐや岩本山カフェ」があり、散策の合間にひと休みできます。富士山を眺めながらのコーヒーブレイクは、この公園ならではの贅沢なひとときです。
季節ごとの見どころ
- 1〜3月:梅(約300〜400本)、ロウバイ、雪化粧した富士山
- 3〜4月:桜(500本以上)、芝生広場での花見
- 4〜5月:ツツジ、シャクナゲ、新緑
- 5〜10月:バラ
- 6〜7月:アジサイ
- 秋:紅葉、澄んだ景色
- 冬:雪化粧した富士山、夜景
一年を通して花と絶景を楽しめることから、「何度訪れても違った表情に出会える公園」として親しまれています。
家族連れにもおすすめ
園内には、広い芝生広場、ベンチや東屋、散策路、カフェ、多目的トイレなどが整備されており、ピクニックやのんびりとした散策にも適しています。バリアフリー対応の車いす用駐車場やスロープ、AEDも設置されており、小さな子ども連れから写真撮影を楽しむ方まで、幅広い世代が利用しています。
訪問前に知っておきたいポイント
- 駐車場の利用時間に注意:第1・第2駐車場は21:00で閉鎖されます。夜景を目当てに遅い時間まで滞在する場合は、24時間利用できる第3駐車場を利用しましょう。
- コミュニティバスは日曜・祝日運休:「こうめ」バスは月〜土曜運行で、日曜・祝日・年末年始は運休となるため、公共交通機関を予定している場合は運行日を確認しましょう。
- 富士山の見え方は季節・天候次第:周辺の樹木の生育状況によって、時期により富士山の見え方が変わることがあります。冬の澄んだ空気の日が特におすすめです。
- 梅・桜シーズンは大混雑:見頃の週末は駐車場が満車になりやすいため、午前中の早い時間帯の来園がおすすめです。
- 射撃場の音に留意:公園によっては近隣施設からの音が聞こえる場合があります。静かな環境を求める方は、時間帯や場所を選んで散策するとよいでしょう。
- イベント情報を事前にチェック:梅まつりや「絶景★富士山まるごと岩本山」など、季節ごとのイベント開催時は特に賑わうため、公式情報を確認してから訪れるのがおすすめです。
周辺観光スポット
岩本山公園とあわせて訪れたいスポットには、以下のような場所があります。
- 白糸の滝
- 富士山本宮浅間大社
- 田子の浦港
- 富士川楽座
富士山周辺を巡るドライブコースとして人気があります。
岩本山公園【まとめ】
岩本山公園は、富士山・富士川・駿河湾・愛鷹山・伊豆半島まで一望できる大パノラマと、梅・桜・バラ・アジサイなど四季折々の花を一緒に楽しめる、富士市を代表する絶景公園です。
「富士山と花」を一枚の写真に収められる撮影スポットとしても全国的な人気を誇り、冬の澄んだ空気の日には雪化粧した富士山、夜には美しい夜景も楽しめます。
駐車場は無料で293台分ありますが、梅・桜シーズンの週末は混雑しやすいためレンタカーで早めの時間に訪れるのがおすすめです。
周辺の白糸の滝や富士山本宮浅間大社とあわせて、富士山麓のドライブプランに組み込んでみてはいかがでしょうか。
- 投稿タグ
- 富士市 公園