◎日本競馬発祥の地に広がる大芝生!根岸森林公園を歩く
根岸森林公園(ねぎししんりんこうえん)は、神奈川県横浜市中区根岸台にある総合公園です。
面積は約19.3ヘクタール、日本で初めて本格的な洋式競馬が行われた「根岸競馬場(横浜競馬場)」の跡地に整備されました。
なだらかな丘陵をそのまま生かした広大な芝生広場が一番の魅力で、横浜有数の桜の名所としても知られています。開園は1977年(昭和52年)、指定管理者は公益財団法人横浜市緑の協会です。
この場所の歴史は意外と波乱に富んでいて、慶応2年(1866年)に外国人クラブの主催で日本初の本格洋式競馬場として開設されたのが始まりです。明治期には日本競馬クラブが運営を引き継ぎ、東洋一の規模を誇るまでに発展、戦時中の接収を経て戦後は米軍の住宅地やゴルフ場として使われました。今の広々とした芝生は、実はその名残なんだそうです。
1969年に一部が返還され、横浜市が整備を進めて1977年10月に公園として生まれ変わりました。この記事では、根岸森林公園の基本情報からアクセス、駐車場、見どころ、季節の楽しみ方まで、これから訪れる方の参考になりそうな情報をまとめてみました。
📍基本情報
- 所在地:神奈川県横浜市中区根岸台
- 面積:約19.3ヘクタール(193,102㎡)
- 開園:1977年(昭和52年)10月
- 入園料:無料
- 開園時間:常時開園。管理センターやカフェは9:00〜17:00頃(年末年始休業あり)
- 問い合わせ:根岸森林公園管理センター 045-641-9185(受付9:00〜17:00)
- 旧一等馬見所は2009年に近代化産業遺産、2025年には横浜市認定歴史的建造物にも認定されました
🚗アクセス・駐車場
- JR京浜東北・根岸線「根岸駅」または「山手駅」から徒歩約15分
- 市営バス「旭台」または「滝の上」下車すぐ(根岸駅・桜木町駅・横浜駅から乗車可能)
駐車場について
- 園内には有料駐車場が第1・第2と2箇所あり、あわせて約200台分が用意されています
- 第1駐車場は約100台収容で、平日は2時間300円、以降20分ごとに50円。土休日は2時間400円、以降30分ごとに100円と、曜日によって料金設定が変わる点に注意が必要です
- 身体障がい者用スペースが満車で入庫できない場合は、管理センター(045-641-9185)へ連絡すれば対応してもらえます
- 公式サイトでは駐車場の空き状況が確認できるようになっているので、出発前にチェックしておくと二度手間を防げます
- 桜の時期や休日は朝早くから混みやすく、満車で入れないことも珍しくありません。近隣にはタイムズなどのコインパーキングも点在していますが、いずれも数台規模の小さなものが多いので、繁忙期は公共交通機関を使ったほうが結局スムーズだと思います
◎公園自体は駅から徒歩15分ほどですが、横浜市内には山手や本牧、みなとみらいなど見どころが点在しているので根岸森林公園を起点にドライブがてら周遊するのもおすすめです。楽天トラベル(レンタカー)を利用すれば、横浜港エリアを効率よく巡りつつ、この緑豊かな公園にも立ち寄れる旅程が組めます。
🌳根岸森林公園の見どころ
🌱芝生広場
- 丘陵の起伏をそのまま活かした、開放感たっぷりの芝地です。テントを張ってピクニックを楽しむ家族連れの姿があちこちで見られます
- 広さがあるおかげで、休日でも案外ゆったり場所を確保できるのがうれしいところです
🌸桜山
- 400本以上のサクラが植えられていて、春には丘一面がピンク色に染まります
- 横浜でも有数の花見スポットとして知られ、シーズン中はかなりの人出になります。ゆっくり花見をしたいなら、平日の朝がおすすめです
🌼梅林
- 70〜80種、約280〜290本のウメが植えられていて、早春には香り高い散策が楽しめます
- 梅まつりが開催される年もあり、桜より少し早い季節の訪れを感じたい方にぴったりです
🎡ドーナツ広場・見晴らし台
- ドーナツ広場は高台にある円形の広場で、旧一等馬見所や公園全体の景色を見渡せます
- 見晴らし台からは横浜の街並みはもちろん、晴れた日には富士山や丹沢の山々まで望めることも。みなとみらいの夜景スポットとしても地元では知られています
🏇旧根岸競馬場一等馬見所
- アメリカ出身の建築家J.H.モーガンが設計し、1929年(昭和4年)に完成した建物です。現存する日本最古の洋式競馬場建築とされています
- 3つの塔が並ぶ独特な外観が特徴で、遠くからでもすぐにそれと分かります
- 老朽化のため内部には入れず外観のみの見学で、周辺も一部立ち入りが制限されていますが、その姿を眺めるだけでも競馬場時代の面影を十分に感じられます
🐕遊具広場・ドッグラン
- 旧一等馬見所の周辺には遊具広場があり、ターザンロープや滑り台などで子どもたちが遊べます
- ドッグランも設置されていて、初めて利用する場合は登録手続きとマナーレッスン(約40分ほど)の受講が必要です。詳しい流れは公式サイトで確認してみてください
🍁樹林地・バラ園
- カエデ、ケヤキ、イチョウなど多様な樹木からなる樹林地が広がり、秋には紅葉も楽しめます
- バラ園もあり、花の季節には芝生広場とはまた違った華やかさを味わえます
🐴根岸競馬記念公苑(隣接)
- 公園に隣接する根岸競馬記念公苑には、馬にまつわる資料を展示する「馬の博物館」と「ポニーセンター」があります
- 馬の博物館は現在休館中です。施設整備工事のため2024年12月27日をもって休苑となっていて、リニューアルオープンは2029年頃を予定しているとのこと。訪問前に最新の再開情報を確認しておくのが安心です
- ポニーセンターでは月1回程度、馬車や馬の試乗が楽しめる日も設けられています。休館中の今も一部イベントが開催されることがあるので、公式情報をチェックする価値はありそうです
🌸季節の楽しみ方
- 早春:梅林のウメが香り高く咲き、静かな散策が楽しめます
- 春:桜山のサクラが丘一面を彩り、非常に混雑するお花見シーズンを迎えます
- 秋:樹林地の紅葉が見頃を迎え、涼しい風の中でのんびり歩けます
- 通年:芝生でのピクニックやジョギング、見晴らし台からの夜景など、季節を問わない楽しみ方も豊富です
💡訪問のポイント
- 混雑対策:桜シーズンの休日は駐車場が早々に満車になるので、公共交通機関の利用か早朝の来園が無難です
- レストハウス:カフェやショップに加え、更衣室・シャワー・ロッカーも備わっているので、ジョギングやスポーツ利用にも便利です
- ドッグラン利用:初回は登録とマナーレッスンが必要なので、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです
- 馬の博物館は休館中:隣接施設は現在利用できないため、目当てにしていた方は最新情報を事前に確認しておきましょう
- 1周のペース:起伏があるので、ゆっくり歩いても運動になります。散策の目安として、歩きやすい靴を選ぶとよいでしょう
根岸森林公園【まとめ】
根岸森林公園は日本競馬発祥の地という歴史を背負いながら、今は市民の憩いの場として親しまれている公園です。
丘陵を生かした芝生の開放感、桜山の花見、旧一等馬見所が語りかける競馬場時代の記憶と、ひとつの公園の中に色々な時間の層が重なっているのが面白いところだと思います。横浜港エリアの観光とあわせて、少し足をのばして訪れてみてはいかがでしょうか。
最新の駐車場空き状況やイベント情報については、根岸森林公園公式サイトで確認してから訪れてみてください。
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