◎「日本一の藤の里」を目指す、藤枝市のシンボル・蓮華寺池公園
静岡県藤枝市のほぼ中央に位置する「蓮華寺池公園」は市を代表する総合公園です。「花・水・鳥・笑顔」をテーマに整備され、周囲約1.5kmの池を中心に、四季折々の花々や自然、遊具、文化施設が調和した憩いの空間となっています。
春には桜や藤、夏には蓮の花が咲き、多くの観光客や家族連れで賑わいます。
公園の中心にある蓮華寺池は慶長18年(1613年)につくられた灌漑用のため池が始まりです。
かつては「蓮池(はすいけ)」と呼ばれ多くのハスが自生していましたが、近くにあった「蓮花寺(れんげじ)」にちなみ「蓮華寺池」と呼ばれるようになりました。
1973年(昭和48年)に都市計画公園として整備が始まり、1985年(昭和60年)3月に開園。以来、静岡自然100選や県景観賞にも選ばれる藤枝市を代表する公園として発展してきました。
1991年から「日本一の藤の里づくり」を掲げて藤棚の拡張を続け2022年(令和3年度末)には5カ年にわたる大規模な再整備事業が完了し、遊具や広場、園路などが一新されました。本記事では、最新の駐車場事情から見どころまで詳しく解説します。
基本情報
- 所在地:静岡県藤枝市若王子474-1
- 開園:1985年(昭和60年)3月
- 面積:公園区域全体で約19ヘクタール(蓮華寺池自体は約4.8ヘクタール、周囲約1.5km)
- 入園料:無料
- 開園時間:24時間(園内自由散策)
- 駐車場:第1・第2駐車場合計約500台(通常時無料、利用時間6:30〜21:00)
- 所要時間:約1〜3時間
- お問い合わせ:藤枝市都市建設部花と緑の課(TEL:054-643-3487)
アクセス
- 国道1号藤枝バイパス「薮田東IC」「谷稲葉IC」(大型車は「薮田西IC」)から約10分
- 旧国道1号線・緑町交差点(大型車は大手交差点)経由でもアクセス可能
- JR「藤枝駅」から静鉄ジャストラインバス(藤枝大手・新静岡方面行)で約10分、「蓮華寺池公園入口」バス停下車、徒歩約10分(バス停によっては「蓮華寺池公園」下車徒歩約5分の場合もあります)
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🅿️ 駐車場ガイド
蓮華寺池公園には第1・第2駐車場があり、合計約500台分を収容できます。通常時は無料ですが、藤まつり期間中は有料になる点に注意しましょう。
- 第1駐車場:藤枝市郷土博物館・文学館や公園管理事務所に隣接しており、駐車場中央には車いす貸出所も設置されています
- 第2駐車場:第1駐車場とあわせて約500台分を収容します
- 通常時の利用時間:6:30〜21:00
- 藤まつり期間中は有料:普通車500円、大型車1,000円の「駐車場整理協力金」が必要になります
- まつり期間中の混雑対策:土日祝日には臨時駐車場が用意されるほか、瀬戸川河川敷の無料駐車場から無料シャトルバスが運行されます(4月の土日祝日のみ)。駐車場には限りがあるため、公共交通機関での来場が推奨されています
- 大型バスは事前予約制:大型バスで来園する場合は、公式サイトから事前予約が必要です
- 花火大会・GW期間の混雑:藤まつりからゴールデンウィークにかけては、特に多くの見物客が集まり駐車場待ちの渋滞ができるほど賑わいます。早めの時間帯の来園がおすすめです
見どころ
🌊 蓮華寺池
公園のシンボルとなる大きな池です。約1.5kmの園路が整備され、池を一周できる散策コース、水鳥の観察、ボート遊び(営業日限定)、四季の花々などを楽しめます。池の水面に映る景色は四季折々に美しく、散歩コースとしても人気です。
🌸 桜の名所
園内には約1,300本の桜が植えられています。3月下旬から4月上旬になると池の周囲が桜色に染まり、静岡県内でも有数の花見スポットになります。池と桜の組み合わせは写真映えする景観として知られています。
🟣 藤棚・藤の里広場
蓮華寺池公園を代表する名所のひとつが藤棚です。池の周回路沿いや「藤の里広場」には、約23品種・約260本の藤が植えられ、総延長500〜560mにおよぶ藤棚が整備されています。4月中旬から下旬には気品ある紫の花が咲き、甘い香りに包まれます。「藤の庭園」では、世界各国の藤を愛でることもできます。
- 1991年から「日本一の藤の里づくり」を掲げ、藤棚の拡張や藤の里広場の新設など、市の威信をかけた整備が続けられてきました
- 毎年「藤まつり」が開催され、こいのぼりの掲揚、ダンスや音楽イベント、餅つき大会、新茶や特産品の販売など、多彩な催しでにぎわいます
- イベント限定の「藤アイス」は売り切れ必至の人気メニューです
🪷 ハス(蓮)の花
公園名の由来にもなったハスは、夏の風物詩です。7月頃には池いっぱいに美しいハスの花が咲き、朝の時間帯には特に見頃を迎えます。静かな水面に浮かぶ花は幻想的な雰囲気を演出します。
🛝 ジャンボすべり台・キッズパーク
ファミリーに人気なのが大型遊具エリアです。老朽化により使用中止となっていたジャンボすべり台も、再整備によって生まれ変わりました。
- ジャンボすべり台
- 木製大型複合遊具
- 子ども広場
- れんげじスマイルホール(2016年4月オープンの子育て支援施設)
再整備により遊具が新しくなり、小さな子どもから小学生まで思い切り遊べる環境が整っています。
🎍 日本庭園・和風庭園
園内には静かな日本庭園もあります。池泉庭園、石組み、四季の草花、落ち着いた散策路が整備され、賑やかな遊具エリアとは異なる静かな時間を過ごせます。
🦆 野鳥の森
自然観察エリアとして整備されており、カモ、サギ、小鳥類、季節の植物などを観察できます。自然学習の場としても利用されています。
🏛️ 藤枝市郷土博物館・文学館
公園内には藤枝市郷土博物館・文学館があります。藤枝市の歴史、郷土文化、文学資料、企画展などを見学でき、公園散策とあわせて楽しめます。
🌿 富士見平展望台・古墳広場・梅園・シャクナゲ
池の周りを一周するだけでなく、少し足を延ばすと出会える見どころも豊富です。富士見平展望台、古墳広場、芝生広場、梅園、シャクナゲなど、奥まったエリアにも魅力が詰まっています。健康遊歩道「つぼっこロード」(2017年完成)でウォーキングを楽しむ人も多く見られます。
☕ スターバックスコーヒー 藤枝蓮華寺池公園店
2015年12月にオープンした「スターバックスコーヒー藤枝蓮華寺池公園店」は、公園の景色を眺めながらひと休みできる人気スポットです。散策の合間のコーヒーブレイクにおすすめです。
季節ごとの見どころ
- 1〜2月:梅(約300本)、椿
- 3〜4月:桜(約1,300本)、シャクナゲ
- 4月:藤(約260本)、ツツジ、藤まつり
- 5〜6月:花しょうぶ、スイレン、アジサイ、ホタル
- 7月:ハスの花、オニバス
- 秋:紅葉
- 冬:イルミネーション
一年を通して花が楽しめるため、「花の公園」としても高い人気を誇ります。
イベント
蓮華寺池公園では季節ごとにさまざまな催しが開催されます。
- 藤まつり(4月中旬〜下旬):藤棚が見頃を迎え、園内が華やかな雰囲気に包まれます。ダンスや音楽イベント、餅つき大会などが行われます
- 藤枝花火大会(8月7日):大正時代から続く歴史ある花火大会で、約5,000発の花火が75分間夜空を彩ります。「サッカーのまち」藤枝らしく、サッカーボールをイメージした創作花火も見どころです。花火は公園背後の山に反響し、水面にも彩り豊かな花を映し出します
- イルミネーション(冬):環境に配慮したグリーン電力を活用した幻想的なライトアップが行われます
訪問前に知っておきたいポイント
- 藤まつり期間は駐車場が有料に:普通車500円・大型車1,000円の協力金が必要になるほか、大変混雑するため公共交通機関の利用がおすすめです。
- 花火大会は打ち上げ場所に注意:会場周辺は住宅地に近いため、混雑や交通規制が発生します。事前に公式情報を確認しておきましょう。おすすめのビューポイントは藤枝総合運動公園です。
- 池を一周するだけではもったいない:富士見平展望台や古墳広場、梅園など、奥まったエリアにも見どころが多いため、時間に余裕を持って散策しましょう。
- 季節ごとに何度も訪れたくなる公園:桜、藤、花しょうぶ、ハス、紅葉、イルミネーションと、年間を通して見頃の花が入れ替わるため、季節を変えて何度も訪れるのがおすすめです。
- 大型バスは事前予約を:団体でのバス利用を予定している場合は、公式サイトから事前に予約しましょう。
蓮華寺池公園【まとめ】
蓮華寺池公園は「花・水・鳥・笑顔」をテーマにした藤枝市を代表する総合公園です。
1991年から掲げる「日本一の藤の里づくり」のもと進化を続ける藤棚をはじめ、桜、ハス、花しょうぶ、紅葉、イルミネーションと、一年を通して異なる表情を楽しめます。
ジャンボすべり台などの遊具エリアや日本庭園、郷土博物館・文学館まで揃い、家族連れから写真愛好家まで幅広く楽しめる公園です。
藤まつりや藤枝花火大会の時期は特に賑わうため、混雑を避けたい場合は公共交通機関やレンタカーでの計画的な来園がおすすめです。最新のイベント情報や駐車場状況は、藤枝市公式サイトで随時ご確認ください。
- 投稿タグ
- 藤枝市 公園