◎中田島砂丘に隣接する風と砂の広域公園、遠州灘海浜公園
静岡県浜松市の遠州灘沿岸に広がる「遠州灘海浜公園」は雄大な海と中田島砂丘に隣接する県営都市公園です。
都市計画区域は天竜川河口から舞阪町に至る延長約15km・面積約673ヘクタールにも及ぶ広大な計画区域を持ち、スポーツ・自然観察・レクリエーション・環境学習を楽しめる広域公園として整備されています。
現在利用できるのは「中田島北地区(石人の星公園)」「中田島中地区(風車公園)」「白羽地区(凧場公園)」「江之島地区(江之島ビーチコート)」の4エリアで、合わせて約43ヘクタール。芝生広場や大型遊具、球技場、野鳥観察園などがあり浜松市民の憩いの場として親しまれています。
入園料は無料で、各エリアに無料駐車場が整備されているのも魅力です。本記事では、エリアごとの見どころと駐車場事情を詳しく解説します。
基本情報
- 所在地:静岡県浜松市中央区江之島町・中田島町周辺
- 都市計画面積:約673ヘクタール(延長約15km)
- 現在供用中のエリア(4地区合計):約43ヘクタール
- 入園料:無料
- 駐車場:無料(一部施設利用料を除く)
- 所要時間:約2〜4時間
- お問い合わせ:遠州灘海浜公園緑地協会本部(TEL:053-411-6687)
- 公式サイト:https://enshunada.hama-park.jp/
アクセス
- 東名高速道路「浜松IC」から約30分(中田島北地区へは豊橋方面へ約11km、車で約20分)
- 東名高速道路「浜松西IC」から約35分
- JR「浜松駅」バスターミナル6番のりばから遠鉄バス「中田島砂丘」行きに乗車し、「中田島砂丘」バス停下車(石人の星公園・風車公園方面)、または「中田島住宅」バス停下車(白羽球技場方面)
公園は南北に広くエリアごとに駐車場やバス停が異なるため、複数のエリアを効率よく巡るならレンタカーがおすすめです。浜松駅周辺で借りれば、浜名湖エリアなど周辺観光ともあわせてドライブを楽しめます。
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🅿️ 駐車場ガイド(エリア別)
遠州灘海浜公園は4つのエリアに分かれており、それぞれに無料駐車場が整備されています。目的のエリアに応じて駐車場を選びましょう。
- 中田島北地区(石人の星公園):普通車352台(一部大型車枠含む)を収容する無料駐車場があります。中田島砂丘に最も近く、砂丘観光の拠点としても広く知られています。砂だらけになった足を洗える足洗い場も併設されています
- 中田島中地区(風車公園):「まつり会館駐車場」約191台と「風車南駐車場」約168台をあわせて、合計約359台分の無料駐車場があります。それぞれ利用時間は8:30〜17:30です
- 白羽地区(凧場公園・白羽球技場):無料駐車場があります。球技場は毎月第1・3・5金曜日が休場日のため、利用時はカレンダーを確認しましょう
- 江之島地区(江之島ビーチコート):2019年8月にオープンしたビーチスポーツ施設で、専用駐車場があります
- 中田島砂丘観光には風車公園の駐車場が便利:中田島砂丘を訪れる場合、多くの人が風車公園または石人の星公園の駐車場を利用し、そこから徒歩数分で砂丘に到着します
- 浜松まつりシーズンは大混雑:白羽地区は毎年5月の「浜松まつり」凧揚げ合戦の会場となるため、まつり期間中は駐車場・周辺道路ともに大変混雑します。公共交通機関の利用も検討しましょう
見どころ
🏜️ 中田島砂丘に隣接する絶景(中田島北地区)
公園最大の魅力は、日本三大砂丘のひとつに数えられる中田島砂丘に隣接していることです。広大な砂丘、遠州灘、波音、海風を感じながら散策できます。砂と風が生み出す美しい「風紋」が見られるほか、夕暮れ時には夕日が海へ沈む美しい景色が広がり、多くの写真愛好家が訪れます。中田島砂丘はアカウミガメの産卵地としても知られ、自然保護活動が行われています。
🌪️ 風車公園(中田島中地区)
公園の愛称の由来にもなっているオランダ風の風車がシンボルの、緑豊かな広場エリアです。
- 津波避難マウンド:高さ地上10.5m・海抜13.2mの人工丘で、津波避難場所として整備されています。頂上からは公園の全景や浜松市街も見渡せます
- 展望台:避難マウンドより以前から整備されている展望台で、静かに景色を楽しめる穴場スポットです
- 野鳥観察小屋:展望台の隣にあり、小屋前の池に集まる野鳥を観察できます
🌳 大型木製アスレチック
県営区域には大型木製遊具が設置されています。ネット遊具、吊り橋、ロープ、すべり台などがあり、小学生を中心に人気があります。自然素材を活かした遊具なので、公園の景観にもよく調和しています。
🎋 芝生広場・ウォーキングコース
広々とした芝生広場では、ピクニック、ボール遊び、凧揚げ、ウォーキングなどを楽しめます。浜松の冬は「遠州のからっ風」と呼ばれる強い季節風が吹くため、凧揚げにも適した環境です。大芝生広場の東側はウォーキングコースになっており、木々に囲まれた静かな散策が楽しめます。
🐦 野鳥観察園
園内には自然観察エリアがあります。シギ類、カモ類、サギ類、海浜植物などを観察でき、遠州灘沿岸ならではの自然環境を生かした環境学習の場としても利用されています。
⚽ 球技場・スポーツ施設
公園には天然芝の球技場や多目的広場が整備されています。サッカー、ラグビー、グラウンド利用など、地域大会から県大会まで幅広く開催され、静岡県西部のスポーツ拠点となっています。
- 白羽球技場:サッカー4面が利用可能で、2時間利用は一般1,740円、中学生以下870円
- 江之島ビーチコート(2019年8月オープン):ビーチサッカー、ビーチバレー、ビーチハンドボール、ビーチテニスが楽しめます。2時間利用は全面2,200円・半面1,100円(一般料金、学生割引あり)
🪁 浜松まつりの凧揚げ会場(白羽地区)
毎年5月に開催される「浜松まつり」では、白羽地区(凧場公園)が凧揚げ合戦の会場として使われ、多くの観光客で賑わいます。
🏮 浜松まつり会館
公園の近くには浜松まつり会館があり、浜松まつりの歴史や豪華な御殿屋台、凧などを5つの展示場で紹介しています。入館料は大人400円、中学生以下は無料です。公園散策とあわせて訪れることで、浜松の伝統文化にも触れられます。
季節ごとの見どころ
- 春:新緑、ピクニック、浜松まつり
- 夏:海風を感じる散策、自然観察、江之島ビーチコートでのビーチスポーツ
- 秋:ウォーキング、スポーツイベント
- 冬:凧揚げ、野鳥観察、澄んだ遠州灘の景色
一年を通して海風を感じながら散策できるのが魅力です。
自然環境
遠州灘沿岸には、海浜植物、防風林、湿地、野鳥など、多様な自然環境が残されています。さらに、近隣の中田島砂丘はアカウミガメの産卵地としても知られ、自然保護活動が行われています。
訪問前に知っておきたいポイント
- エリアが広いので目的地を先に決めておく:中田島北・中田島中・白羽・江之島の4エリアに分かれ、それぞれ離れているため、目的の施設に近い駐車場を事前に調べておくとスムーズです。
- 砂丘散策は裸足がおすすめ:中田島砂丘は見渡す限りの砂が広がるため、サンダルより裸足の方が快適に歩けることもあります。
- 白羽球技場は定休日に注意:毎月第1・3・5金曜日(祝日の場合は開放)が休場日です。
- 浜松まつり期間中は大混雑:5月の浜松まつり凧揚げ会場周辺は特に混み合うため、公共交通機関の利用も検討しましょう。
- 風が強い日は防寒・防風対策を:「遠州のからっ風」で知られる強風地帯のため、冬場は特に防寒着があると安心です。
- 一人での散策は時間帯に注意:ウォーキングコースの一部は木々が生い茂り薄暗くなる箇所もあるため、夕方以降に一人で歩く場合は注意しましょう。
周辺観光スポット
遠州灘海浜公園を訪れるなら、周辺の観光地もおすすめです。
- 中田島砂丘
- 浜松まつり会館
- 浜松市総合水泳場 ToBiO
- 浜松市動物園(車で約20分)
- 浜名湖エリア(車で約30分)
遠州灘海浜公園【まとめ】
遠州灘海浜公園は、日本三大砂丘のひとつ中田島砂丘に隣接し、スポーツ・自然観察・レクリエーション・環境学習を一度に楽しめる浜松市屈指の広域公園です。
風車公園のシンボル的な風車や津波避難マウンド、大型木製アスレチック、野鳥観察園、浜松まつりの舞台となる凧場公園まで、エリアごとに異なる魅力が詰まっています。
入園料・駐車場ともに無料で気軽に訪れられますが、エリアが広いため、目的地に合わせた駐車場選びが快適に楽しむコツです。中田島砂丘や浜名湖エリアとあわせて、レンタカーでのドライブプランもぜひ検討してみてください。
- 投稿タグ
- 浜松市 公園