◎名瀑と現代アートが共存する、岐阜県屈指の総合公園「養老公園」

岐阜県養老郡養老町に広がる「養老公園」は「日本の滝百選」に選ばれた名瀑「養老の滝」と世界的な現代美術家・荒川修作とマドリン・ギンズが手がけた体験型アート施設「養老天命反転地」で全国的に知られる、岐阜県屈指の観光名所です。
約78.5ヘクタールの広大な敷地には、滝や渓谷、歴史ある寺社、現代アート、子ども向け遊具までが点在し、自然・歴史・芸術を一度に楽しめます。

養老の滝には、貧しい父のために汲んだ水が酒に変わったという「養老孝子伝説」が伝わり、この逸話が「養老」という元号の由来になったともいわれています。1880年(明治13年)に公園として開園した歴史ある公園で、1995年には現代アート施設「養老天命反転地」がオープンし、新たな観光名所として国内外から注目を集めています。

公園自体は9:00〜17:00の開園時間制で、24時間出入り自由というわけではない点に注意が必要です。本記事では、最新の営業時間・料金から駐車場事情、見どころまで詳しく解説します。

基本情報

  • 所在地:岐阜県養老郡養老町高林1298-2
  • 面積:約78.5ヘクタール
  • 開園:1880年(明治13年)/1995年10月「養老天命反転地」オープン
  • 開園時間:9:00〜17:00
  • 休園日:毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日)※荒天時は臨時閉園の場合あり
  • 入園料:公園自体は無料(養老天命反転地など一部施設は有料)
  • 駐車場:公園管理駐車場は無料(民営「養老の滝駐車場」は有料)
  • 最寄り駅:養老鉄道「養老駅」から徒歩約10分
  • お問い合わせ:養老公園事務所(岐阜県こどもの国内、TEL:0584-32-0501)

アクセス

  • 養老鉄道「養老駅」から徒歩約10分(駅から公園までの路線バスはありません)
  • 東海環状自動車道「養老IC」から約10分
  • 名神高速道路「大垣IC」から約20分
  • 名神高速道路「関ヶ原IC」から約25分
  • 土日祝には、養老駅を発着する無料シャトルバス・無料シャトルカートが期間限定で運行されることがあります

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🅿️ 駐車場ガイド

養老公園には利用施設ごとに複数の駐車場が点在しており、公園管理の駐車場は無料です(利用時間9:00〜17:15、最終入場16:15)。目的地に応じて使い分けるのがポイントです。

  • 第1駐車場:養老の滝・養老天命反転地の利用に便利な駐車場です
  • 第2駐車場:養老天命反転地・楽市楽座(グルメエリア)の利用に便利です
  • 第3駐車場:養老パターゴルフ場・テニスコートの利用に便利。大型バスもこちらか「養老の滝入口駐車場」を利用します
  • こどもの国駐車場:岐阜県こどもの国の利用に便利ですが、バスは駐車できません
  • 養老の滝入口駐車場(無料):滝までは徒歩約30〜40分。休園日も利用でき、年末年始のみ閉鎖されます
  • 養老の滝駐車場(有料・民営):滝まで徒歩約5〜10分と近く、先着順での利用です。料金や空き状況は運営元へ直接お問い合わせください(TEL:0584-32-0713)
  • 混雑対策:ゴールデンウィークや紅葉シーズンなどの大型連休は、周辺道路・駐車場ともに大変混雑します。公共交通機関の利用や早めの来園がおすすめです
  • 休園日の注意:休園日は養老天命反転地やこどもの国、一部駐車場は利用できません。路上駐車は近隣の迷惑になるため避けましょう
  • カーナビ設定:養老公園事務所の住所「岐阜県養老郡養老町高林1298-2」または電話番号「0584-32-0501」で検索すると迷いにくくなります

見どころ

💦 養老の滝

公園最大の見どころで、高さ約30メートル、幅約4メートルを誇る名瀑。「日本の滝百選」に選定され、江戸時代には葛飾北斎が浮世絵にも描いた由緒ある滝です。公園入口から滝までは渓流沿いの遊歩道を歩きながら向かうことになり、自然を満喫できます。

  • 父のために汲んだ水が酒に変わったという「養老孝子伝説」の舞台
  • 毎年7月1日には「養老の滝開き」が行われ、夏の風物詩として定着しています
  • 駐車場から滝までは上り坂が続くため、歩きやすい靴での来園がおすすめです

🎨 養老天命反転地

世界的にも珍しい体験型アート施設。起伏の激しい地形やカラフルな建築物、迷路のような空間が広がり、「身体で体験する芸術」として国内外の観光客に人気です。

  • 開園時間:9:00〜17:00(最終入場16:30)
  • 入場料:大人850円、高校生550円、小中学生350円(20名以上の団体割引あり)
  • 小学生未満は無料、障がい者手帳をお持ちの方と介助者1名は無料(要提示)
  • 小中学生・高校生のみでの入場はできません(保護者同伴が必要)
  • コインロッカー100円あり

⛩️ 養老神社・菊水泉・養老寺

養老孝子伝説にゆかりのある名水「菊水泉」は、養老神社の境内にあり、養老の滝とあわせて「名水百選」にも指定されています。近くには歴史ある養老寺もあり、静かな雰囲気の中で歴史散策が楽しめます。

  • 菊水泉は元正天皇が浴されたと伝わる霊泉
  • 元正天皇行幸跡も園内マップに記載されており、歴史ファンにもおすすめのエリアです

🧒 岐阜県こどもの国

大型遊具や広場が整備された、家族連れに人気のエリアです。

  • 開園時間:9:00〜16:30、入場料は無料
  • 複合遊具や芝生広場でのびのび遊べます
  • ピクニックにもぴったりの広々とした空間です

⛳ 養老パターゴルフ場・テニスコート

スポーツも楽しめるのが養老公園の魅力のひとつです。

  • パターゴルフ場:スタート時間9:00〜16:00(17:00閉場)、料金は一般500円・中学生以下250円。クラブ・ボールは無料レンタルです(中学生以下は保護者同伴が必要)
  • テニスコート:利用時間9:00〜17:00(受付は15:00まで)、料金は2時間1面600円

🍢 楽市楽座・養老(グルメエリア)

地元グルメや特産品を楽しめる、大型テント張りのエリアです。9店舗が並び、軽食から郷土料理まで幅広いメニューが揃います。

  • 養老焼肉、飛騨牛コロッケ、五平餅、地元野菜を使った料理、ソフトクリームなど
  • オーダー受付時間:10:00〜16:00(時期・天候によりクローズする場合あり)
  • お土産探しにもぴったりのエリアです

🥾 渓谷散策路・養老山登山

養老の滝へ向かう遊歩道では、渓流や奇岩、四季の植物、野鳥を観察しながら森林浴が楽しめます。公園の背後には標高859mの養老山があり、年間約1万人が訪れる登山スポットとしても親しまれ、山頂からは濃尾平野を一望できます。

四季の見どころ

  • 春:約3,000本の桜が公園を彩り、新緑や山野草も楽しめます。
  • 夏:涼しい滝周辺と深い森林、渓流散策が心地よい季節です。
  • 秋:約3,000本のモミジ・カエデが色づき、「飛騨・美濃紅葉33選」にも選ばれるほどの美しさで、年によっては紅葉ライトアップも開催されます。
  • 冬:積雪時の雪景色と、静かな滝の風景が楽しめます。

イベント・体験

年間を通じて多彩なイベントが開催されています。

  • 桜まつり(春)
  • あじさいイベント(初夏)
  • 紅葉まつり・紅葉ライトアップ(秋、開催年あり)
  • ウォーキング大会、自然観察会
  • 養老天命反転地での企画展やワークショップ

最新の開催日程や内容は、公式サイトの「今月のイベント」ページで随時更新されています。

訪問前に知っておきたいポイント

  • 公園自体にも開園時間がある:養老公園は24時間出入り自由ではなく、9:00〜17:00の開園時間制です。火曜定休(祝日の場合は翌日)や年末年始の休園日にも注意しましょう。
  • 歩きやすい服装で:公園は自然の地形を生かしており、駐車場から養老の滝までなだらかな上り坂が続きます。散策路が滑りやすくなることもあるため、動きやすい服装・歩きやすい靴での来園がおすすめです。
  • 自転車・スケートボード等は利用不可:滝へ続く園路は道幅が狭く急勾配のため、自転車やローラースケート、スケートボードなどの利用はできません。
  • 養老駅からのタクシー利用に注意:養老駅にタクシーは常駐していないため、利用する場合は近鉄タクシー(0584-32-1135)へ事前連絡しましょう。
  • 天命反転地は保護者同伴が必須:小中学生・高校生のみでの入場はできないため、家族での来園を計画しましょう。
  • 紅葉・行楽シーズンは早め行動を:紅葉シーズンなどの大型連休は駐車場・周辺道路ともに大変混雑します。公共交通機関の利用や午前中の早い時間帯の来園がおすすめです。

養老公園【まとめ】

養老公園は「名瀑・歴史・現代アート・豊かな自然」が融合した岐阜県屈指の総合公園です。
日本の滝百選に選ばれた養老の滝をはじめ、世界的にもユニークな養老天命反転地、伝説の残る菊水泉など、多彩な見どころがあります。
春は桜、夏は渓流、秋は紅葉、冬は静寂に包まれた雪景色と一年を通じて異なる魅力を楽しめる公園です。訪問前には、公園の開園時間や天命反転地の入場料など最新情報を、公式サイトで必ずご確認ください。