◎大井川河口に広がる「やさしい公園」、静岡県営吉田公園
静岡県榛原郡吉田町、大井川河口近くに広がる「吉田公園」は「花・芝生・水辺・海風」をテーマに整備された自然豊かな県営都市公園です。約14.3ヘクタール(143,000㎡)、東京ドーム約3個分もの広大な敷地は2001年に開催された「しずおか緑・花・祭」の会場跡地を整備したもので、観光地のような派手な施設はありませんが、四季折々の花と開放的な景観を楽しめることから地元の人はもちろん県外からも多くの人が訪れます。
2026年からは新たな指定管理者「吉田公園みらい共創グループ」(静鉄プロパティマネジメント株式会社・合同会社grooving)による運営がスタートし「ここは、みんなでつくる、やさしい公園」をコンセプトに新しい吉田公園づくりが進められています。
入園料・駐車場ともに無料で、車での来園がしやすいのも魅力のひとつ。本記事では、最新の駐車場事情から見どころまで詳しく解説します。
基本情報
- 所在地:静岡県榛原郡吉田町川尻4036-2
- 面積:約14.3ヘクタール(143,000㎡)
- 入園料:無料
- 開園時間:公園は終日利用可能(管理棟「センターテラス」は9:00〜17:00)
- 駐車場:無料(第1〜第3駐車場、合計約250台)
- 所要時間:約1〜2時間
- 指定管理者:吉田公園みらい共創グループ(静鉄プロパティマネジメント株式会社・合同会社grooving)
- お問い合わせ:静岡県営吉田公園(TEL:0548-33-1420)
アクセス
- 東名高速道路「吉田IC」から車で約15分
- JR「島田駅」「藤枝駅」「静岡駅」方面から静鉄バスまたは吉田町のバスを利用
- 吉田町が運営する乗合送迎サービス「ぎゅっとカーよしだ」の停留所にもなっており、町内からのアクセスにも便利です
無料駐車場が充実しているため、車での来園が便利です。
遠方から訪れる場合や、大井川河口周辺・焼津・御前崎方面までまとめてドライブを楽しみたい場合は、最寄り駅や空港でレンタカーを借りるのもおすすめです。
[PR]
楽天トラベル(レンタカー)
🅿️ 駐車場ガイド
吉田公園の駐車場は無料で、園内3カ所に合計約250台分が用意されています。
- 第1駐車場(195台、うち障がい者用5台):メインの駐車場で、管理棟「センターテラス」に最も近く、通常の来園ではこちらの利用がおすすめです
- 第2駐車場(乗用車28台・大型バス3台):団体や観光バスでの来園にも対応しています
- 第3駐車場(24台):混雑時の予備駐車場として利用できます
- イベント開催時の利用制限に注意:チューリップまつりなどの大型イベント開催時は、駐車場の利用に制限がかかる場合があります。最新情報は公式サイトの「お知らせ」やSNS(Instagram:@yoshidapark_shizuoka)で確認しましょう
- チューリップまつり期間中の協力金:年によって、駐車場利用者への運営協力金(1台200円程度)や、入園時の協力金(大人100円程度)の協力をお願いする場合があります。最新情報は公式サイトで確認しておくと安心です
- 混雑対策:チューリップまつり期間中の週末は、開園から駐車場がほぼ満車になることもあります。早めの時間帯の来園や、公共交通機関の利用も検討しましょう
見どころ
🌷 四季を彩る花壇
園内最大の見どころは、美しく整備された花壇です。春にはチューリップ・ネモフィラ・パンジー、初夏にはアジサイ、秋にはコスモス、冬にはビオラなど、一年を通して色鮮やかな花々が園内を彩ります。
- 毎年3月下旬〜4月上旬には「チューリップまつり in よしだ」が開催され、約60品種・7万〜10万本(年により変動)のチューリップが芝生広場や中央花壇を埋め尽くします
- 特に芝生広場の花壇を彩る数万本規模のチューリップ畑は圧巻の眺めです
- 期間中の週末には、地元中高生の吹奏楽演奏やバンド演奏などのステージイベント、地場産品やキッチンカーが並ぶ「しずかちゃんマーケット」も開催されます
- ユリ咲き・フリンジ咲き・レンブラント咲きなど、珍しい品種のチューリップにも出会えます
🌱 広大な芝生広場(空の広場・花の広場・風の広場)
吉田公園には「空の広場」「花の広場」「風の広場」といった大きな芝生エリアがあります。ピクニック、ボール遊び、凧揚げ、のんびり読書など、思い思いの時間を過ごせるのが魅力です。遊具が中心の公園ではなく、「自然の中で自由に過ごす」ことを重視した設計になっています。
- 5月には「吉田町凧揚げまつり」の会場になることもあります
- 芝生の状態は天候により変わるため、雨天後の来園時は足元に注意しましょう
🌊 潮風ボードウォーク
大井川河口に近い立地を生かし、水辺沿いには木道「潮風ボードウォーク」が整備されています。管理棟から芝生広場に向けて、小滝・大滝近くの水辺を演出するように続いており、駿河湾から吹く潮風、水辺の植物、野鳥、水辺の景観を楽しみながら散策できます。
- 特に夕方は、やわらかな光に包まれた風景が美しく、写真撮影にも人気です
- 展望台からは、天候が良ければ駿河湾や伊豆半島を望むこともできます
🐸 ビオトープ
園内には自然環境を再現したビオトープがあり、トンボ、カエル、野鳥、水生植物などを観察できます。自然学習の場としても活用され、2026年からは静岡大学と連携した「ビオトープ活性化プロジェクト」もスタートしています。環境保全活動や大学との共同プロジェクトを通じて、今後さらに魅力的な観察スポットになっていくことが期待されます。
🌳 やすらぎの庭
落ち着いた雰囲気の庭園エリアです。木陰が多く花木が美しい造りで、ベンチも充実しています。
- 高床式花壇(レイズドベッド)を備え、車いす利用者も花を楽しみやすい設計
- クリスマスローズなど、季節の花も咲く静かな散策スポット
- 静かに過ごしたい方や、ゆっくり花を眺めたい方におすすめの場所です
🧒 ちびっこ広場
小さな子どもが安心して遊べる「ちびっこ広場」もあります。ユニークなデザインのすべり台が人気で、家族連れに親しまれています。
📚 大人向けの新しい学びの場「いろどり楽園」
2026年からは、大人のための学びの時間「いろどり楽園」という新しい取り組みもスタートしています。花や自然を通じて学べるプログラムが今後も企画されていく予定です。最新の開催情報は公式サイトの「イベント」ページで確認できます。
季節ごとの見どころ
- 春:チューリップ・ネモフィラと芝生の新緑、チューリップまつりが最大の見どころです。
- 初夏:バラ・アジサイが咲き、爽やかな潮風とともに散策できます。
- 夏:青空と広大な芝生が広がり、各種イベントも開催されます。
- 秋:コスモスが彩り、心地よい散策が楽しめます。
- 冬:色鮮やかなビオラが咲き、静かな園内散策が楽しめます。
子ども連れにも人気
園内には「ちびっこ広場」があり、小さな子どもが安心して遊べます。また、ベビーカーで移動しやすい園路、バリアフリー設計、広い芝生、授乳室・多目的トイレなど、ファミリーに配慮した設備も整っています。
訪問前に知っておきたいポイント
- チューリップまつり期間は自転車・ボード類の乗り入れ禁止:祭り期間中は、園内への自転車やスケートボードなどの乗り入れがご遠慮いただく案内になっているため、事前に確認しましょう。
- 足元の状態に注意:雨天後は芝生広場がぬかるむことがあるため、長靴や汚れてもよい靴での来園がおすすめです。
- 最新情報は公式サイト・SNSでチェック:2026年から運営体制が新しくなり、イベント内容や駐車場の利用制限が変わることがあります。訪問前に公式サイトやInstagramで最新情報を確認しましょう。
- チューリップの見頃は短め:チューリップの開花期間は天候に左右され、意外と短いため、訪問時期の直前に開花状況を確認するのがおすすめです。
- 公共交通機関の選択肢も:車での来園が便利ですが、町内なら「ぎゅっとカーよしだ」という乗合送迎サービスの利用も可能です。
周辺観光スポット
吉田公園を訪れる際は、周辺の観光地とあわせて巡るのもおすすめです。
- 大井川河口
- 吉田漁港
- しらすや桜えびを味わえる飲食店
- 焼津・御前崎方面へのドライブコース
海の幸と自然を一緒に楽しめるエリアです。
吉田公園【まとめ】
吉田公園は「花・芝生・水辺・海風」をテーマにした自然豊かな県営公園です。
春のチューリップまつりをはじめ、四季折々の花壇、広大な芝生広場、大井川河口ならではの潮風ボードウォークなど、観光地的な派手さはなくとも、心からリラックスできる魅力が詰まっています。
2026年からは新しい運営体制のもとリニューアルが進められており、今後さらに進化していくことが期待される公園です。無料の駐車場も充実しているため、車での来園がおすすめですが、遠方から訪れる場合はレンタカーを利用して、大井川河口や焼津・御前崎方面まであわせてドライブを楽しむのもよいでしょう。
最新の営業時間やイベント情報は、公式サイトで随時ご確認ください。
- 投稿タグ
- 榛原郡吉田町 公園